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米コノコ第2四半期は利益が予想上回る、米シェール層の生産増で

2013年 08月 2日 02:41 JST
 
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[1日 ロイター] - 米石油大手コノコフィリップス(COP.N: 株価, 企業情報, レポート)が1日に発表した第2・四半期決算は、国内の頁岩層(シェール層)地域での生産増が追い風となり、一時項目を除く利益が予想を上回った。通期の生産見通しも引き上げた。

株価は中盤の取引で1.6%上昇した。

純利益は20億5000万ドル(1株当たり1.65ドル)と、一部事業分社化前の5億ドルの利益を計上した前年同期と比べて10%減となった。

一時項目を除く利益は1株当たり1.41ドルとなり、トムソン・ロイター・エスティメーツがまとめたアナリスト予想平均の1.29ドルを上回った。

継続事業ベースでの生産量は日量151万石油換算バレル(BOE)と、前年同期の同149万石油換算バレルから増加した。

コノコフィリップスは米国内での生産拡大に向け大幅な投資を行っており、テキサス州イーグル・フォードのシェール層地域での生産量は日量12万1000石油換算バレルと、約倍増した。

北米のシェール層は、石油・ガス大手の生産拡大の源となっており、コノコフィリップスのイーグル・フォード、バッケン(ノースダコタ州)、パーミアン(テキサス州)のシェール層での生産量は第2・四半期に47%増となった。

通年の継続事業ベースでの生産量見通しを日量152万─153万石油換算バレルとし、従来の同149万─152万石油換算バレルから引き上げた。

 
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