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「世田谷ナンバー」反対で提訴
8月1日 17時7分

「世田谷ナンバー」反対で提訴
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車のナンバープレートに地元の地名を表示するいわゆる「ご当地ナンバー」を東京・世田谷区が要望していることに対し、反対する住民が「『世田谷ナンバー』ではなく、今の『品川ナンバー』のままがいい」と裁判を起こしました。

ご当地ナンバーは、地元の地名を車のナンバープレートに表示する制度で、東京・世田谷区はことし6月、現在の品川ナンバーから世田谷ナンバーに変更したいという要望書を国に提出しました。
これに対し、世田谷区の住民23人が「今の『品川ナンバー』は多くの人が愛着を持っていて、強制的に変えるべきではない。区はアンケートで80%が賛成だというが、回答は高齢者が多いなど公正ではない」などと主張して、1日、ナンバーを変えないよう国に求める訴えを東京地方裁判所に起こしました。
原告は会見で「ご当地ナンバーを導入したほかの地域と比べても世田谷区は面積が極端に狭く、自分の住所を公表しながら車を走らせることになる」などと話しています。
一方、世田谷区は「登録している自動車の数は20万台以上と都内最多で『世田谷ナンバー』は自然だ。反対の方には今後も丁寧に説明していく」などとしています。
ご当地ナンバーは平成18年に導入され、これまで富士山や会津など19の地域で認められています。

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