UPDATE 2-ユーロ圏製造業PMI改定値、7月は50.3で速報値から上方修正
(内容を追加しました) [ロンドン/ベルリン/パリ/ローマ/マドリード/アテネ 1日 ロイター] - マークイットが発表した7月のユーロ圏製造業購買担当者景気指数(PMI)改定値は5 0.3だった。速報値の50.1から小幅に上方修正された。景況の改善・悪化の節目と なる50を上回るのは2年ぶり。6月は48.8だった。 ロイターが7月にまとめた調査では、エコノミストはユーロ圏の国内総生産(GDP )が第3・四半期(7─9月)に0.1%増加すると見込んでいる。 マークイットのシニアエコノミスト、ロブ・ドブソン氏は「7月はドイツ、イタリア 、オランダ、アイルランドで製造業生産が再び拡大し、フランスやオーストリアでも伸び が戻ってきた」と指摘した。 スペインやギリシャといったユーロ圏で最もぜい弱な国で、低迷に歯止めがかかりつ つある兆候もみられる。 7月の生産指数は52.3と、6月の49.8から上昇した。新規事業は2011年 5月以降で初めて拡大した。雇用指数は依然として50の節目を下回っているものの、4 7.8から49.1に急上昇した。 7月 7月速報値 6月 <ユーロ圏=マークイット発表> PMI指数 50.3 50.1 48.8 <ドイツ=マークイット発表> PMI指数 50.7 50.3 48.6 <フランス=マークイット発表> PMI指数 49.7 49.8 48.4 7月 6月 <イタリア=マークイット/ADACI発表> PMI指数 50.4 49.1 <スペイン=マークイット発表> PMI指数 49.8 50.0 <ギリシャ=マークイット発表> PMI指数 47.0 45.4 <英国=マークイット/CIPS> PMI指数 54.6 52.9
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