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UPDATE 2-HSBC中国製造業PMI、7月改定値は11カ月ぶり低水準 新規受注減

2013年 08月 1日 12:10 JST
 
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[北京 1日 ロイター] - HSBCが1日発表した7月の中国製造業購買担当者景気指数(PMI、季節調整済み)改定値は速報値と同じ47.7となり、6月の48.2から低下した。2012年8月以来、11カ月ぶり低水準となった。

PMIは50を上回ると景況の改善、下回ると景況の悪化を示す。節目の50を3カ月連続で下回り、第3・四半期に入っても景気の下押し圧力が根強い状況を示した。

PMI構成指数の新規受注の低下が目立った。

国内外の需要の弱さを反映し、7月の新規受注は46.6に低下。2012年8月以来の低水準をつけ、節目の50を3カ月連続で下回った。

特に欧米の需要低迷を背景に、新規輸出受注は4カ月連続で50を下回った。

雇用指数も4カ月連続で50を下回り、2009年3月以来の低水準となった。

HSBCの中国経済担当チーフエコノミスト、屈宏斌(ホンビン・ク)氏は「国内および海外市場の需要が弱いなか、減速中の中国製造業セクターは雇用を圧迫し続けた」と指摘。中国政府から大規模な刺激策の発表はないものの、政府は公営住宅、都市のインフラ、高速鉄道、省エネ産業に対する支出を増やす政策を表明したほか、中小企業向けの減税措置も打ち出している。屈氏は「このような的を絞った対策は信頼感を高め、成長への下方リスクを減らす」と述べた。

中国国家統計局がこの日発表した7月の製造業PMIは50.3となり、前月の50.1から上昇し、予想も上回った。

中国経済の現状を見極めたい投資家は非製造業PMIにも注目している。統計局による発表は3日、HSBCによる発表は5日の予定。中国の非製造業PMIは製造業PMIよりも比較的堅調に推移している。

 
 
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*統計に基づく世論調査ではありません。