小児がん患者:3年で9千人、白血病が最多
毎日新聞 2013年08月01日 21時42分(最終更新 08月01日 23時51分)
国立がん研究センターは1日、全国395の「がん診療連携拠点病院」で2009〜11年に小児がんと診断された20歳未満の患者が約9千人に上り、うち白血病が最多の27.6%、脳腫瘍が22.8%だったとする集計結果を発表した。
がん対策の中でも小児がんへの対応は遅れているとされ、種類別に患者が何人いるか把握されていなかった。拠点病院以外で診断されたり重複して集計されたりする患者もいるが、同センターは「今回の集計は日本の小児がん患者の現状にかなり近いのではないか」としている。(共同)