UPDATE 1-米建設支出、6月は前月比‐0.6%と1月以来の大幅減 金利上昇などの影響示唆
(内容を追加しました) [ワシントン 1日 ロイター] - 米商務省が1日発表した6月の建設支出は前月 比0.6%減の年率8840億ドルと、エコノミスト予想の0.4%増に反して減少した 。1月以来の大幅減少となり、政府の歳出削減や金利上昇が景気を圧迫している可能性が 示された。 5月分は前回の0.5%増から1.3%増に上方修正された。 公共部門が1.1%減少し全体を押し下げた。 連邦政府の支出は1.5%、州・地方政府の支出は1.1%、それぞれ減少した。 民間部門も5月の増加から減少に転じ、0.4%減となった。居住用は横ばいだった が、非居住用支出が0.9%減少した。 連邦準備理事会(FRB)が年内にも資産買い入れ規模の縮小を開始する可能性があ るとの見方を背景に5月に上昇し始めた長期金利は6月にさらに大きく上昇した。 詳細は以下のとおり。 (季節調整後、年率、%) 6月 5月 前年6月比 総建設支出 -0.6 1.3 3.3 民間部門 -0.4 1.8 9.7 居住 unch 2.8 18.1 宿泊施設 -1.6 3.5 27.9 オフィス -0.1 -0.5 6.2 商業 -5.6 1.8 unch 輸送 0.6 -1.6 -3.0 製造 -1.8 -1.7 -1.9 公共部門 -1.1 0.1 -9.3 教育 -0.4 0.8 -15.3 高速道・道路 -2.8 -0.5 -12.4 前回発表 5月 4月 総建設支出 0.5 0.1 民間部門 unch 0.3 公共部門 1.8 -0.2 エコノミスト予想(ロイター調査) +0.4%
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ドリンク剤依存か決別か
バーナンキ米FRB議長は来年1月の任期満了前にQE縮小・停止への道筋をつけたいのではないかと加藤元財務官は指摘。
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