財務省が1日発表した対外及び対内証券売買契約等の状況(週間・指定報告機関ベース)によると、7月21~27日の海外投資家による日本株への投資は6週ぶりの売り越しだった。
週後半にかけて外国為替市場で1ドル=98円台をつけるなど円高が進み、輸出関連株を中心に売りが膨らんだ。4~6月期の決算が市場予想より低調だった企業の売りも目立った。
中長期債は5週ぶりの売り越しとなった。金利のボラティリティー(変動率)が低下したことで、海外ヘッジファンドが利益を出しにくい環境となっていることが影響した。
国内勢による海外株への投資は5週連続の売り越しとなった。国内株式市場の不調で、海外に利益を求める動きが広がった。
海外中長期債は4週連続の買い越し。米国金利が落ち着き、買いやすい環境となっている。米連邦公開市場委員会(FOMC)などを前に様子見が広がり、買越額は2332億円にとどまった。
円高、日本株、売り越し
日経平均(円) | 14,005.77 | +337.45 | 1日 大引 |
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NYダウ(ドル) | 15,630.14 | +130.60 | 1日 14:57 |
英FTSE100 | 6,681.98 | +60.92 | 1日 16:35 |
ドル/円 | 99.41 - .50 | +0.82円安 | 2日 3:52 |
ユーロ/円 | 131.42 - .46 | +0.91円安 | 2日 3:52 |
長期金利(%) | 0.795 | +0.005 | 1日 16:56 |
NY原油(ドル) | 105.03 | +1.95 | 31日 終値 |
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