野球選手(特に打者)は
1・・・打撃
2・・・守備
3・・・走塁
の3つが置かれますが、持ち点10あるとして
3つにその10点を振り分けてください。
と言われたら、どう振り分けますか
オレなら
打撃=9.5
守備=0.25
走塁=0.25
これで大丈夫。
守備・走塁など、殆ど度外視で事が足ります。
あとは、投手の力。
守備走塁など、殆どどうでもよい ということが証明された格好は
1978年のヤクルト
1978年に、ヤクルトスワローズは
3番若松 打率0.341 17本 71打点
4番大杉 打率0.327 30本 97打点
5番マニエル 打率0.312 39本 103打点
の強力クリンアップを組み、初優勝を飾り
日本シリーズでも、最強阪急ブレーブスを下し、日本一に輝きました。
機動力や守備力はそこまで優れた選手はいませんでした。
この年のヤクルトは
チーム打率0.280 で、3割打者は、実に4人を数えました。
しかも
このチームを引っ張ったのは、このクリンアップ以外に
6番杉浦、1番ヒルトン もおり、実に充実したメンツが揃っていました。
投手陣では、沢村賞の松岡を筆頭に、七色の変化球の安田猛。
最優秀防御率の鈴木 と投手陣も充実。
1978年のヤクルトは、正直、投手力と打撃力一辺倒?のチームでした。
このヤクルトですが
1978年 日本一になった後日、 5番打者の助っ人マニエルを放出しました。
放出の理由は何だったと思いますか?
「守備が期待できない」
それだけの理由でした。
その判断を出したのは、監督の広岡。
さあ、1979年のヤクルトは、どうなったと思いますか?
答えは
一気に最下位転落。
マニエルの放出は本当にマイナスだったと思います。
勿論、主砲の大杉さんの不調もマイナス要素だったと思いますが
マニエルの放出も、それと同等もしくは以上のマイナス要素の一つだったことは言うまでもありません。
マニエル放出を行い、近鉄バファローズが獲得に乗り出しました。
さあ、 「守備がダメ」 とそれだけの理由で解雇(放出)されたマニエルを獲得した近鉄。
1979年 どうなったと思いますか??
パリーグ制覇
マニエルの力は
それだけ大きかったということではないでしょうかね?
マニエルは守備がダメ
それで、ヤクルトをクビになってるんです。
でも、近鉄が獲得に乗り出し
その翌年(1979年)、パリーグを制しています。
ハッキリ言うと
「守備なんかどうでもよい」 ということなんじゃないですか?
そういえば、イチローを語るときに
巷は
「守備・走塁に、秀でている」
とバカの一つ覚えに持ち出しますが
ハッキリ言うと
「守備走塁なんかチリみたいなもん」
ということです。
守備走塁が優秀で勝てるんなら
マリナーズはとっくに勝ってます。
マリナーズが勝てないのは
マリナーズ全員の打撃がショボイ
と言うことだったからではないですかね?
勿論、イチローが好き勝手やって、チームの和を乱していたのもあると思います。
だって、首にした途端、マリナーズの勝率は6割に達しましたからね。
マニエルの例を振り返ってみると
野球選手(特に打者)ってのは、ほぼ100% 打撃
ということが、よく理解できることだと思います。
テーマ:野球
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