最下位マリナーズを解雇された、カサカサゴキブリ戦隊 スズキ・イチローチのブログ

・3番をクビにされたが、1番は僕の場所と言い訳し、2割2分なら40本打てると大法螺を吹き、内野安打は無いほうがよいと言いながら、後日、セクシーと言い放ち、子供たちに200安打に向かうことは約束すると言いながら、後日知らないと言い放ったクチだけ男。


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ジーターは、かなり過大評価されている感があります。

ジーターって、素人のファンからは、いかにもな扱いを受けています。
打率は0.300を超えているんですが

1・・・ホームランが打てない(9868打数 240本 本塁打率41.1)
2・・・打点が取れない(9868打数 1196打点 打点率0.121)
3・・・四球が選べない(11155打席 994四球 四球選択率9%)
4・・・三振が多い(9868打数 1653三振 三振率0.168)



という欠点が浮き彫りになっています。


ジーターは1~4の欠点をまとめると

「ホームランが打てなく、点が取れないのに、振り回して三振が多い。おまけに四球もそこまで選べていない」


ということになります。


ホームランが打てないのに、振り回している


これって、いけないでしょ。


ホームランが打てる打者は
基本的に、大振りなので三振がつき物ですが

ジーターはホームランが打てないのに、三振しています。

これはダメですよ。



ここで、日本のプロ野球の400本打った打者たちと比較して見ましょう。


日本プロ野球史において
本塁打400本以上を放った打者は16人います。


世間一般では、ホームランが多い=三振が多い
というイメージが蔓延しているでしょう。


ここで考えてみたい。


あくまでも、400本以上打った打者は
よく三振しているのか? ということ。


三振する という定義だが
三振率0.150以上 ということで如何か。

三振率0.150ということは、10回バットを振ると、2回三振するかしないか の割合になる。


チェックしてみます。

三振率が低い(三振しない)打者順から並べています。





張本 打率0.319 504本 本塁打率19 三振率0.084
土井 打率0.282 465本 本塁打率18 三振率0.089
長島 打率0.305 444本 本塁打率18 三振率0.090

山本 打率0.290 536本 本塁打率15 三振率0.139

野村 打率0.277 657本 本塁打率16 三振率0.141
大杉 打率0.287 486本 本塁打率16 三振率0.143
*王 打率0.301 868本 本塁打率11 三振率0.143
落合 打率0.311 510本 本塁打率15 三振率0.149

田淵 打率0.260 474本 本塁打率12 三振率0.165

(※ジーター 打率0.313 240本 本塁打率41 三振率0.168)
衣笠 打率0.270 504本 本塁打率19 三振率0.169
門田 打率0.289 567本 本塁打率16 三振率0.171
小久 打率0.275 409本 本塁打率17 三振率0.203
秋山 打率0.270 437本 本塁打率18 三振率0.214
山崎 打率0.258 402本 本塁打率17 三振率0.241
清原 打率0.272 525本 本塁打率15 三振率0.250
ローズ 打率0.286 464本 本塁打率14 三振率0.263




スペースを空けているのには理由があります。


まず、上の3人。
張本、土井、長嶋は
「殆ど三振せず、打率も高く、本塁打も打てる。 しかし、本塁打能力は多少劣る」
と言えましょう。 三振率1割未満ですよ。 わかります? どういうことか。
10回バットを振ったら、1回も三振しません ということです。 凄いことですよ。これは。

続いて、中間の5人。
山本、野村、大杉、王、落合は
「三振率0.150以下で、打率も高く、驚異的な本塁打能力を維持できている」
この5人も凄いですね。 本塁打率も驚異的で尚且つ三振もそんなにしない。

最後に下層の8人。
「比較的三振が多い。 高打率の者、低打率のもの、本塁打率が良い者・悪い者とバラつきがある」




理想なのは
張本、土井、長嶋 の3人のタイプでしょうか。




ここまで打率が高く、本塁打も打て、尚且つ、三振しないというバッター・・・
脅威でしょう。 本塁打が打てる=三振する というイメージを覆しているのですから。

勿論、多少ですが、三振率が高くなっても良いなら
山本、野村、大杉、王、落合のタイプも十分に有りだと思います。

この5人、上の3人より、本塁打が打てますからね。
三振率も0.150未満ですし、三振しない(0.150未満)という定義をクリアしてます。


ただ
問題なのは、下層の8人でしょう。

下層8人に共通しているのは
三振率が高い ですが、この層のバッターはかなりバラつきがあるんですね。


・打率が高く、本塁打も打てるが、三振も多い・・・門田、ローズ
・打率が低く、本塁打は脅威だが、三振が多い・・・田淵、清原
・打率も低く、本塁打もそこまで驚異ではなく、三振も多い・・・衣笠、山崎、秋山、小久保


この下層8人で、敢えて理想(目指さないといけない)のであれば
門田、ローズが良いでしょう。

400本以上打った中で
最下層にあたるのは、衣笠、山崎、秋山、小久保かもしれません。



打率もそこまで目立ったものでもなく
かと言って代わりに本塁打が打てるのかといえば、そうでもない、けれども三振は多い。


ただ、秋山の場合、全盛期が全盛期なだけに
選手タイプとしては、理想の選手だとは思います。



はい。


ここで、ジーターって、三振率で見たら、どこに位置するんでしょうかね。


上の表に、ジーターが位置するところを赤で書いておきました。



田淵よりも三振が多い。



本塁打率も前述のように41で打てる能力はないですからね。



ジーターって
能力で見ると、かなり扱いにくい打者なのかもしれません。


ジーターは打率こそ3割を超えており先頭打者を務めていますが
四球はそこまで選べません。

でも三振は多い。

ならクリンアップに移すか?

それも無理。


本塁打率41、打点率0.121でとてもではないが、クリンアップも無理。



こうなると
6番、7番あたりが妥当な打者なのかもしれません。




オレなら、ジーターを使ってくれ と言われたら
絶対に先頭打者には持ってきませんね。




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