家入一真氏は、次世代の「托鉢僧」である

2013/07/31


いやー、家入さんは本当に面白い。


銀行口座を晒しまくり

昨晩、家入さんがフォロワーの銀行口座を晒しまくってました。

そんなこんなでかれこれ10人以上、口座が晒されています。やり取りを見ると、実際に振り込んでくれた人もいるようです。

スクリーンショット 2013 07 31 9 30 22


これに対しては「乞食」「売春と変わらない」「けしからん」的な批判も集まっているようですが、いやー、ぼくには何がいけないのかわかりませんね。むしろ民間発の顔の見える支え合いという意味で、未来社会の原型だとすら感じます。新しい公共ってこういうことじゃないですか?


次世代の托鉢僧・家入一真

大げさではなく、家入さんのこれ、托鉢僧のような取り組みだと思います。以下「行動する仏教」より。

タイやビルマなどの仏教国で、毎朝、僧侶たちが在家の人々に「布施」を求めて行列をつくる。人々も、僧侶たちに「布施」をするための準備を怠らない。

テレビなどを見るかぎり、もっぱら僧侶たちが生活の糧を求める光景に映るが、本来からいえば、僧侶たちは人々に「布施」の機会を与えているのであり、人々は「布施」によって自分のすがたを内省する機会を得ているはずなのである。

(中略)僧侶にいくらの金銭を「布施」できるか。意外にケチな自分に驚くであろう。私は考えているほどには度量があるわけではないし、他人を考慮しているわけでもないことがはっきりする。


Ueno monk


そうなんです、新宿駅とかでも見かけるあの托鉢僧、あれは恵んでもらうのではなく、人々に内省する機会を提供しているのです。

家入さんのRTしたツイートを見て、ぼくらは価値観が問われます。「気軽に人を頼るなんて許せない」と思う人もいれば、「面白いから寄付してみよう」とワクワクする人もいるでしょう。家入さんはRTというアクションを通じて、ぼくらに「お前はどう行為するのか?」と問いかけているのです。いやー、マジで面白い。


そういう視点からこうしたツイートを見ると、仏教的に見えてくるから不思議。


今回の記事では宗教と紐付けてみましたが、家入さんの本質は、アーティストなんだとも思います。

たとえば、今回家入さんがやったことは、お金を再解釈するアートな行為と見ることができます。

コラボレーティブな行為を通して、世の中に新しい価値観を提示していく。そしてその背後には、新しいテクノロジーの存在があります。起業家という文脈で捉えられることが多い方ですが、むしろ新時代のアーティストとしてぼくの目には映ります。


関連本はこちら。家入さんのお金論、一度読んでおくとお金に対する価値観が変わるでしょう。


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