<遭難>韓国人登山者3人が心肺停止 中央アルプス

毎日新聞7月30日(火)11時31分
画像:宝剣山荘から下山し長野県警駒ケ根署に到着した韓国のツアー参加者=長野県駒ケ根市で30日午前8時20分、横井信洋撮影
宝剣山荘から下山し長野県警駒ケ根署に到着した韓国のツアー参加者=長野県駒ケ根市で30日午前8時20分、横井信洋撮影

 長野県駒ケ根市の中央アルプス・檜尾(ひのきお)岳(2727メートル)などで連絡が取れなくなった韓国人登山者9人について、長野県警は30日早朝から捜索を始め、心肺停止状態で倒れている男性3人を檜尾岳周辺の登山道などで相次いで発見した。別の男性4人と女性1人の計5人は同日午前、檜尾避難小屋近くの尾根などで無事が確認された。県警は残る男性1人の捜索を続けた。天候が回復すればヘリコプターによる捜索も開始する。

 県警駒ケ根署員らが午前4時から2ルートで捜索した。宝剣(ほうけん)岳(2931メートル)から檜尾岳に向かうルートを捜索していた署員が午前5時ごろ、宝剣岳南側の「島田娘の頭」と呼ばれる登山道で心肺停止状態の男性を発見。この男性のものとみられる登山用のザックも見つかった。

 さらに午前5時55分ごろには、約1.2キロ南の濁沢大峰の登山道で男性が心肺停止の状態で見つかった。そこから南へ約1.5キロの大滝山の登山道でも午前8時20分ごろ、心肺停止状態の男性が見つかった。

 同署によると、一行は韓国からの計20人で、48〜78歳の男性14人、女性6人。28日に駒ケ根市から入山し、空木(うつぎ)岳(2864メートル)から木曽殿山荘に宿泊。29日は午前6時に出発し、檜尾岳から宝剣岳を経て宝剣山荘に向かう行程だったという。長野地方気象台によると、29日は朝から断続的に雨が降っていた。

 宝剣山荘にいた8人ら計11人の無事は29日に確認されていた。宝剣山荘の8人は下山し、30日午前8時20分ごろ、駒ケ根署に入った。同署は下山した登山者から事情を聴いている。

 中央アルプスなどで50年以上ガイドをしている堺沢清人さん(77)は今回の登山コースについて「登山道の標高差が約1000メートルあり、8時間以上歩く。上級者向けコース」としている。【横井信洋、巽賢司】

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