観光客4445万9000人、26.3%増 震災前の8割まで回復
県内の平成24年の観光客入り込み数は4445万9千人で、前年に比べ26・3%増加した。ただ、22年の約8割まで回復したが、東日本大震災と東京電力福島第一原発事故前の水準には戻っていない。県が29日、発表した。
過去10年間の県内の観光客入り込み数は【グラフ】の通り。24年は前年に比べ、約924万人増加した。
県観光交流課は「入り込み数は着実に回復している。観光復興キャンペーンなどを続け、さらなる誘客につなげたい」としている。今年放送が始まったNHK大河ドラマ「八重の桜」の誘客効果は25年に現れるとみられる。
入り込み数は観光庁策定の基準に基づき、前年か前々年の入り込み数が年1万人以上などの374の調査地点をまとめた。
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