事件避難区域でJR運転再開へ 福島原発事故後初めて2013.7.30 11:26

  • [PR]

事件

  • メッセ
  • 印刷

避難区域でJR運転再開へ 福島原発事故後初めて

2013.7.30 11:26

 東京電力福島第1原発の事故で避難区域に指定され不通となっている福島県内のJR常磐線のうち、8・5キロ区間について、JR東日本が来年3月の運転再開を目指し復旧作業を始めることが30日、分かった。

 原発事故の避難区域でJRの復旧の見通しが示されるのは初めて。

 不通になっているJR常磐線広野(広野町)-原ノ町(南相馬市)の54・5キロのうち、運転再開を目指すのは広野-竜田(楢葉町)の8・5キロ。JR東日本は同区間の放射線量が下がりつつあることから、再開に向けて施設の復旧を進めていくという。

 楢葉町は昨年8月、警戒区域から解除されて避難指示解除準備区域となった。松本幸英町長が今月17日、町の復興に必要だとして、早期に運転を再開するようJR東日本に要望していた。

関連ニュース

  • [PR]
  • [PR]

[PR] お役立ち情報

PR
PR

編集部リコメンド

このページ上に表示されるニュースの見出しおよび記事内容、あるいはリンク先の記事内容は MSN およびマイクロソフトの見解を反映するものではありません。
掲載されている記事・写真などコンテンツの無断転載を禁じます。
© 2013 The Sankei Shimbun & Sankei Digital