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富士山頂で、やせ細った姿がたびたび目撃され、インターネット上で話題になっていた迷い犬が29日、無事に保護された。迷い犬は、今月1日の山開き直後から山頂付近をうろつくのが目撃されていた。24日に動物保護団体「RJAV被災動物ネットワーク」と静岡県御殿場保健所が捕獲器を設置していた。
富士山頂を、1か月近くもやせ細った姿でさまよっていた迷い犬が無事に保護された。
この日午前3時ごろ、保健所などが設置した捕獲器に迷い犬が入っているのを山岳ガイドが見つけた。踏み板式の捕獲器を設置したのは24日。数日前からのぞき込むなど、興味を見せていた。
28日には捕獲器内のエサを食べたが、首を伸ばして食べたため、捕獲には至らず。捕獲器の一番奥にエサをくくり付ける作戦に変更し、保護に成功した。
捕獲後は、強風で捕獲器が飛んでしまうことを避けるため、山小屋に“避難”させた。連絡を受けたRJAVは、午前7時に5合目からブルドーザーに乗って山頂へ。無事に対面し、午後2時30分ごろに5合目に戻った。
迷い犬は茶色で雑種とみられる雄。RJAVでは「富士男」と呼んでおり「5歳ぐらい」という。あばら骨が浮き出るなど、衰弱しているものの、けがなどはない。RJAVの関係者は「健康状態は見た目では特に問題ない。疲れた様子で、ぐっすり寝てます」と話している。動物病院で健康状態を調べる。
今後は、RJAVが保護し、元の飼い主を捜すか、里親に預けられることになる。RJAVには「引き取りたい」との申し出が相次いだが、「飼っていた犬かもしれない」と名乗りを上げている人がおり、確認されれば、飼い主の元に戻る。
犬が単独で山に登ることは考えにくく、飼い主とはぐれたか、置き去りにされた可能性が高い。ペットを連れての入山は禁止されておらず、犬を連れた登山客は珍しくないが、御殿場保健所は「富士登山には危険が多く、不測の事態で世話ができなくなることもある。同伴は避けてほしい」としている。
(2013年7月30日06時03分 スポーツ報知)
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