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2013年7月24日(水) 東奥日報 ニュース



■ 大鰐線廃止撤回に住民安堵

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大鰐線の2017年3月末での廃止方針の撤回や利用促進策などについて意見を述べる出席者
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 大鰐町は23日、町中央公民館で、弘南鉄道大鰐線の利用促進や今後の在り方などを話し合う意見交換会を開いた。町民約80人のほか弘南鉄道と町の関係者が出席。町民からは、弘南鉄道の船越弘造社長が2017年3月末での廃止方針を撤回したことを評価する声が相次いだ。一方で弘南鉄道側は同線の苦境を訴え、「町民が1年に1往復乗れば、収入がかなり上がる」と利用を呼び掛けた。

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 町から山田年伸町長と工藤啓一総務課長、弘南鉄道からは菊池信雄専務、下山敏則常務、桜庭博巳総務課長が出席。弘南鉄道の大鰐線廃止方針の撤回に、町民からは「車を運転できないので撤回に感謝したい」など、安堵(あんど)の声が次々出された。

 利用促進策では、町民から終電を遅らせるよう求める声があったのに対し、弘南鉄道側は「経費節減を考えなければならない。会社として検討する」と述べるにとどめた。ほかに、同社への支援策として町民らから出資を募り、出資者向けの優待制度を設けるなどのアイデアも出された。

 終了後、町民の女性(72)は「大鰐線は病院、買い物などに利用しているので、なくなると困るという思いで出席した」と話していた。

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