打撃練習する阪神・藤浪=甲子園(撮影・中島信生)【拡大】
「打席の中でも勉強することがある」
ブルペン投球後、一度クラブハウスに戻り、バットを手にして室内練習場に戻った。およそ30分間の打撃練習。現在、打撃面は18打数1安打(打率・056)、1打点だが、4月14日のDeNA戦(甲子園)でスクイズを成功させたように勝負どころでのバットさばきも光る。打撃練習は先発投手にとって下半身のトレーニングにもなる。夏場を見据えて、しっかりと振り込んだ。
前回登板25日のヤクルト戦(神宮)は4回6安打3失点KO。自己最短タイでの降板となった。横振りとなっていた投球フォームに関しても「前回はかなり悪かった。修正しないと話にならない。いっぱい引き出しは持っているので修正できると思います」と自信をみなぎらせた。
中日とは初対戦。相手打線については「そんなに(打線の)色の強い球団ではない。つないでくることや右打ちとか…。ベテランが勝負強い印象がある」と語った。舞台は高校時代から13連勝中の甲子園。聖地では負けられない。マサさん、ゴメンなさい。敬意を表しながら、土をつける。(阿部祐亮)
(紙面から)