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山口・萩 高校生のLINE情報で避難
7月30日 9時31分

山口・萩 高校生のLINE情報で避難
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28日の大雨で川が氾濫し、多くの被害が出た山口県萩市では、地元の高校生たちが「LINE」と呼ばれるインターネット上のサービスを使って避難を呼びかけるなどして、地域の人たちの避難に役立てていたことが分かりました。

山口県萩市須佐に住む高校1年生の中村悠里さん(15)は、28日午前10時半ごろ、LINEを使った友人とのやり取りで、自宅の前を流れる須佐川が氾濫しそうなことを知りました。
悠里さんは、母親の里香さん(43)にすぐにその情報を伝え、2人で一緒に自宅から高台にある中学校に車で避難しました。
また、悠里さんの友人からは、LINEを使って道路の通行止めなどの情報も寄せられました。
このLINE上での情報交換は2人の友人や知人に広がり、多くの人がいち早く災害情報を知ることができたということです。
2人の自宅は、避難のおよそ1時間後に床上1メートルまで水につかったということですが、悠里さんは「みんながいろいろ教えてくれたので助かりました。写真も送られてきたので状況がすぐに分かりました」と話していました。
また、母親の里香さんは「通行止めなどの情報は、子どもたちのLINEのほうが早かったです。避難所でも親どうしで子どもたちの情報を交換して非常に役立ちました」と話していました。
悠里さんの自宅では29日、LINEで呼びかけて集まった悠里さんの友人7人が、家に入った泥をかき出すなどの後片づけを手伝っていました。

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