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【芸能・社会】

染五郎「記録と記憶に残るものに」 古典と新作 「九月花形歌舞伎」

2013年7月30日 紙面から

「九月花形歌舞伎」の製作発表に臨んだ(左から)中村七之助、片岡愛之助、尾上菊之助、市川染五郎、尾上松緑、市川海老蔵、中村勘九郎、「陰陽師」の原作の夢枕獏氏=東京・丸の内の東京会館で(石井知明撮影)

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 歌舞伎俳優の市川染五郎(40)、市川海老蔵(35)らが29日、東京・丸の内の東京会館で、歌舞伎座9月公演「九月花形歌舞伎」(1〜25日)の製作発表に出席した。

 昼の部は古典「新薄雪物語」、夜の部は夢枕獏氏の小説を元にした新作「陰陽師(おんみょうじ)」を上演する。同世代がずらりと勢ぞろいし、染五郎は「特別な興行。記録と記憶に残るものにしたい」ときっぱり。最年少の中村七之助(30)は「生みの苦しみを経験すると、先人への尊敬の念と、古典を大切にする意識が強くなる」と、古典と新作をともに演じる意義を語った。

 12月に第1子が誕生予定の尾上菊之助(35)は「うれしいです。責任感も強くなると思うので、より一層、歌舞伎に精進したい」と父親になる覚悟を見せた。

 放送作家の鈴木おさむ氏(41)が27日のブログで「海老蔵さんの家の布団は9000ボルトの電流が流れている」と書いたことへの質問も出た。海老蔵は「(舞台に)影響はない。体力勝負ですから睡眠も仕事です」と答え、「ベッドのCMの会見じゃないので…。やめよう、これ」と苦笑いしていた。

 

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