ブラピ「日本大好き」　主演映画ジャパンプレミア

　米俳優ブラッド・ピット（４９）とパートナーで女優アンジェリーナ・ジョリー（３８）が２９日、東京・六本木ヒルズアリーナで、ピット主演の最新作「ワールド・ウォーＺ」（マーク・フォースター監督、８月１０日公開）のジャパンプレミアに出席した。

　５月に乳がん予防のために乳房を切除する手術を行ったことを明らかにしたジョリーは術後初の来日。映画には出演していないが右肩を大胆に見せる黒のロングドレスで魅了、集まった約５００人のファンに元気な姿を披露した。

　ピット演じる元国連捜査官ジェリーが、世界を混乱に陥らせる“謎のウイルス”の感染を食い止めるため奔走する物語。

　ピットとジョリーが現れると「ブラッド！」「アンジー！」と叫ぶ声が交錯した。ピットは「私たちは日本に来ることがすごい好き。この夏一番緊張するスリル満点の映画」とＰＲ。ジョリーは、日本語吹き替え版でジェリーの妻カリン役を務めた女優篠原涼子（３９）に「グッドイブニングを日本語で何て言うの？」と尋ね教えられると、早速「コンバンワ！！」とファンにあいさつし沸かせた。２人はタイトルにちなんでＺの形をした舞台を、大歓声を浴びながら仲良く歩いた。篠原は「私もあそこ（ファンの列）に交じってサインをもらいたい」と、すっかり魅了された様子だった。