【NQNニューヨーク=岩切清司】29日の米株式市場でダウ工業株30種平均は3営業日ぶりに小反落した。終値は前週末比36ドル86セント安の1万5521ドル97セント(速報値)となった。新規の買い材料に乏しい中、利益を確定する売りが優勢となった。欧州株は小動きで終わったものの、日本で日経平均株価が急落したことが投資家の警戒感を誘った。住宅関連の指標が市場予想に反して悪化したことも嫌気された。今週は重要な経済統計の発表や、米連邦公開市場委員会(FOMC)も控え積極的な売買を見送る投資家も多かった。
ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は4営業日ぶりに反落。同14.02ポイント安の3599.14(速報値)だった。
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