【ロンドン=欧州総局】29日午前のロンドン株式相場は反発。FTSE100種総合株価指数は午前10時現在、前週末終値に比べ12.05ポイント高の6566.84で推移している。構成銘柄の6割超が上昇している。
広告のWPPグループが高い。米オムニコム・グループと仏ピュブリシス・グループが前日に合併合意を発表し、同業のWPPにも買いが波及している。
アジア事業の拡大検討が伝わった保険のアヴィヴァも堅調。
鉱業のユーラシアン・ナチュラル・リソーシズ(ENRC)とランドゴールド・リソーシズの上昇も目立つ。
シャイアなど医薬品も買われている。
一方、バークレイズは下落。今週にも増資計画を発表するとの思惑から売られている。
四半期の運用資産減を発表した投資顧問のアバディーン・アセット・マネジメントが軟調。資産運用のシュローダーズも安い。
上半期の利益率低下を発表した品質試験サービスのインターテック・グループも下げている。
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