中国GDP:来年6%割れも 7%死守へ対応協議
毎日新聞 2013年07月27日 10時39分
中国の2014年の国内総生産(GDP)成長率が四半期ベースで6%を割るとの見方が中国の有識者から出てきた。中国の景気が失速すれば日本を含む世界経済に影響を与えるのは必至。中国共産党は近く経済運営を討議する中央政治局会議を開き、7%成長の死守に向けた対応を協議する見通しだ。
中国は4〜6月期の成長率が7.5%と2四半期連続で鈍化。中国マクロ経済学会の王建事務局長は新華社系の中国証券報で「10〜12月期に7%を下回り、来年は四半期ベースで6%を割る可能性がある」と指摘した。(北京・共同)