:2013/07/30 (火) 01:48
ポンドドルは1.53台半ばでの推移となっている。ロンドン時間に一時1.54台に上昇したものの、きょうも跳ね返されており、NY時間にかけてユーロドルと伴に利益確定売りが強まっている。ポンド円が軟調に推移していることも圧迫。
きょうは英住宅関連指標がいくつか発表されていたが、住宅ローン承認件数は前月からやや減少しており、ホームトラックが発表した住宅価格も前月からはやや上昇が緩んだ。しかし、住宅販売価格自体の上昇は続いており、2007年以来の高水準となっている。また、住宅ローンはネットで月間10億ドルに迫り、昨年4月以来の高水準に近づいている。
英中銀の低金利政策に加え、政府の住宅購入支援策が奏功している格好だが、一方でバブルを招くとの警戒感も出ており、ケーブル英ビジネス相も日曜日のテレビ番組で住宅バブルに陥る危険性について懸念していると述べていた。
このような中、カーニー新総裁率いる英中銀が、どのようなフォワード・ガイダンスを発表してくるか注目される。
GBP/USD 1.5345