再送-UPDATE 1-小売業の6月販売額+1.6%、家電が2年ぶり増 大型店も震災以来の活況
(本文中の表現を補って再送します)
[東京 29日 ロイター] - 経済産業省が29日に発表した6月の商業販売統計速報によると、小売業販売額(全店ベース)は前年比1.6%増の11兆4210億円となり、2カ月連続の増加となった。増加率は昨年5月以来の大きさとなった。地上波デジタルテレビへの切り替え以降、長らく落ち込んでいた家電販売が約2年ぶりに増加に転じたほか、暑さにより夏物衣料などが大幅に伸びたことが寄与した。
業種別にみると、減少したのは自動車小売業のみで、6.3%減。新車販売は好調ながら、補助金制度の落ち込みをカバーできておらず、昨年9月以来、4月を除いて前年割れが続いている。
残りの7業種はすべて増加した。
機械器具小売業は2.6%増と久しぶりの増加に転じた。ここへきてテレビの減少幅が縮小してきたことや、暑さ対策でエアコンや扇風機、冷蔵庫、洗濯機などの販売が好調となり、2011年8月以来の増加。
織物・衣服・身の回り品小売業は夏物衣料が伸び、9.9%増と6月としては過去3番目の伸びとなった。 飲食料品や、燃料、医薬品・化粧品、各種商品小売業、その他小売業なども増加を続けた。
業態別にみると、百貨店は7.1%増と大幅増となり、震災による反動が出た2012年3月以来の増加幅となった。スーパーも3.2%増となった。
*経産省の発表資料は以下のURLでご覧になれます。 here
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