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6月の米住宅販売保留指数低下、ローン金利上昇重し

2013年 07月 30日 01:38 JST
 
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[ワシントン 29日 ロイター] - 全米リアルター協会(NAR)が29日発表した6月の住宅販売保留指数は、前月比0.4%低下の110.9となった。およそ6年ぶりの高水準をつけた前月から低下、住宅ローン金利の上昇が販売を圧迫し始めている兆候を示唆した。

ただ前月分も当初発表の112.3から111.3に下方修正された。

ロイター調査では、6月分は1.0%の低下が見込まれていた。

前年比では10.9%上昇した。

NARの首席エコノミスト、ローレンス・ユン氏は「住宅ローン金利は5月に入って上昇に転じており、6月に販売の勢いを一部そいだ」と指摘。また長引く在庫不足も引き続き下押し要因となっていると分析した。

米連邦準備理事会(FRB)が早ければ9月にも資産買い入れペースの縮小に着手するとの観測から、30年物住宅ローン固定金利は5月初旬以来、およそ1%ポイント上昇している。

地域別では、西部で上昇する一方、中西部、南部では低下した。北東部は横ばいだった。

 
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*統計に基づく世論調査ではありません。