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気象庁「直ちに命守る行動を」
7月28日 13時2分

気象庁「直ちに命守る行動を」
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今回の記録的な大雨について、気象庁の横山博予報課長は午後0時半から記者会見を開き、「山口県と島根県ではこれまでに経験のないような大雨になっている。命を守るための行動を今すぐ取ってほしい」と呼びかけました。

横山課長は大雨になった原因について、「高気圧の縁を回って流れ込む暖かく湿った空気と、日本海にある動きの遅い低気圧周辺を回る空気が、ちょうど山口県と島根県の県境付近に集まって雨雲が発達した。低気圧の動きが遅いので、雨が同じような場所で降り続いて大雨になったと考えている」と説明しました。
そのうえで、今回の大雨は去年7月の九州北部豪雨に匹敵し、来月から運用を開始する「特別警報」に相当すると述べました。この地域では、昭和58年に107人の死者・行方不明者が出た「山陰豪雨災害」が起きています。
気象庁は「自治体が発表する避難勧告などの情報に注意して直ちに避難所へ避難し、外出するのが危険な場合には2階に上がるなど家の中にとどまって安全を確保してほしい」と呼びかけました。

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