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夜店のくじ 当たりなしで逮捕
7月29日 10時11分

大阪の神社で行われた夏祭りの夜店で、外ればかりのくじ引き券を客に買わせて金をだまし取ったとして、45歳の男が詐欺の疑いで逮捕されました。

逮捕されたのは大阪・西成区のアルバイト、毛利川強容疑者(45)で、警察の調べによりますと、28日までの2日間、阿倍野区の神社で行われた夏祭りで夜店を出し、男女3人の客に、外ればかりのくじ引き券を買わせて、1万4000円をだまし取ったとして、詐欺の疑いが持たれています。
この夜店では1回300円で客にくじを引かせ、当たり券が出ればゲーム機などの景品を渡すとしていましたが、客の1人から「1万4000円分のくじ引き券を買ったのに、まったく当たりが出ず、おかしい」と警察に通報があり、28日夜、警察官がすべてのくじ引き券を調べたところ、当たり券は1枚もなかったということです。
調べに対して、「当たり券が入っていないことは分かっていた」などと供述し、容疑を認めているということで、警察は2日間に10万円余りをだまし取ったとみて調べています。

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