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2005-06-04

たぶん真実は闇の中 手嶋ワシントン支局長更迭で退職

先日の管理職人事で、ワシントン支局が根こそぎやられたのは、他でもない
 手嶋支局長不正経理疑惑
によるものなのだが、てっしーは逃げ切るらしい。その代わり、昭和20年8月15日前後の日本軍なみに、もくもくと煙を上げた、という噂だ。

そのあたりの昔話はここに。

(平成10年3月20日)NHK 海外隠し口座 と 海老沢会長の謀略
http://www.rondan.co.jp/html/news/nhk/nhk.html


(略)
1.「海外隠し口座」問題

 NHK トップは旧来より政治及び政治家対策と称して、接待・供応資金(裏カネ)をさまざまな形を用いて捻出、調達してきた。
 制作費、外注費、工事費の水増しが一般的な方法とされてきたが、島 圭次 元会長が 専務理事、副会長のころより、海外支局への送金、還流が多用されることになった。
 1991年の「島 追い落とし」事件も。この資金の分配をめぐっての政治権力闘争であった。
 湾岸戦争時の回線使用料の巨額な横流しなど、島の専横に激怒した 時の権力者、経世会=金丸信 が 海老沢と NHK 内部の反島派 及びマスコミを動員して 島を失脚させたのである。
 海老沢も実は この裏カネづくりに、島のもとで長く係わってきたが、91年に理事をはずされ、NHK エンタープライズ(エンプラ)に追いやられてからは、逆にこの「疑惑」を経世会に売り渡すとともに、一部マスコミにちらつかせながら、島への復讐と NHK 本体への復帰を画策してきた。
 当方は、裏カネづくりに使われた海外の隠し口座の一つである、「エンプラ・ワシントン」 の証拠書類を有している。
 これは海老沢も確認しているところであり、それを知りながら彼は何もせず、逆に彼はそれを己の復職のための武器としてきた。
 なお、この件は 当時の逓信委員会でも問題となり、会計検査院の担当者が ニューヨーク、パリに派遣されたが、その時はすでに政治決着がなされており、調査はおざなりのものとなり、派遣された担当者は 彼の地で食事をして帰ってきただけに終わった。
 また、「エンプラ・ワシントン」なるものは、報道協定に基づいて、アメリカ政府へ正式に届けられ 認められた機関ではない、いわば「モグリの支局」である。
 アメリカの法律ではこの種の法律違反は厳しく罰せられるという。
 ましてや 送金等の不正な経済行為を行っていたとなればなおさらである。
 重大な外交問題になる可能性も含んでいるといえよう。
この「エンプラ・ワシントン」は、日高 義樹・元 NHK アメリカ総局長と 島の「私的口座」の様相が濃いが、NHK 及び海老沢は、この口座の存在と目的を知りながら それを放置し、先に述べたようにこのカードを、NHK 内の権力闘争に利用してきた。
 特に海老沢はエンプラ社長時代に この件について詳細な調査を行い、口座の全容をつかんだにも係わらず何もしてこなかった。
 その責任は NHK 会長に納まった現在、さらに大きくなったといえよう。

(略)

3.海老沢の「謀略」
(略)

 NHK に 手島 龍一 という政治記者がいる。 海老沢の側近を任じている。 その男が、ある時 当方に接触してきて、海老沢の意向というか願望、要望を告げてきた。
「島 失脚の本当の理由を明らかにしたい。 どこかの週刊誌に書いてくれないか。 それもあなたがいい。 何しろ 島=日高 の決定的ネタを握っているのだから。 そのこととセットで出せば迫力がある。 その後のことは十分に考えさせてもらう」と。
 当方が協力を約すると、海老沢は進んで「情報提供」を申し出、当方と2回に亘って「会談」した。
 場所は新宿三丁目、「花園饅頭」の隣の料亭で、席は海老沢が設けた。 その内容は、計3時間余のテープに納められているが、海老沢はそこで、島の不正の内容、退職金の扱いなど NHK のトップシークレットを漏らした。
 当方はこの話をもとに 週刊ポストで特集を組む段取りをつけ、実際に3回に亘る「大特集」となり、世間の注目を集め、島=日高 は決定的な打撃を受けた。
 海老沢は記事が出ると、直ちに連絡をしてきて、当方にこう述べた。
「すごい記事になりましたね。 これはすごい。 こんな大きな反響が出るとは思わなかった。 ありがとうございます」
 その後、海老沢は 93年に専務理事として NHK に返り咲き、95年には副会長、そして昨年7月に会長に就任した。

で、「表向き」の更迭退職についての分析記事はこんな感じ。


NHK手嶋支局長更迭退職、海老沢氏去り居場所なく
 
 イラク戦争報道などで活躍したNHKワシントン支局の手嶋龍一支局長(55)が6日発令の人事で更迭されることが3日、分かった。手嶋氏は近く退職するという。ソフトな語り口で、視聴者の評価も高かった同局の顔ともいる名物支局長の周辺で、一体、何があったのか。
 関係者によると、手嶋氏は現職が約8年と長いことから、NHKは東京・渋谷の放送センターに戻すことを検討した。
 「局側は、手嶋氏が海老沢勝二前会長(74)の信頼が厚かったことなどから、解説委員など“日の当たる”ポストでは処遇できないと判断したのか、手島氏に対し、内々に要職とはいえないポストを伝えたようだ。手島氏は、この人事が不服だったのか、退職を決めたようです」(関係者)
 ただ、局側は、手嶋氏が東京の本部に戻った後に辞める場合、事務手続きが煩雑となるため、6日発令の人事では支局長の任を解き、“ヒラの支局員”にする形を取るとみられる。
 手嶋氏は、政治部で首相官邸や自民党などを担当。ドイツのボン特派員なども務め、海外取材の経験も豊富で、イラク戦争では画面に連日にわたって、終日登場。やわらかい口調で、的確に事実を伝える姿が視聴者の人気を集めた。
 関係者の間では「画面から受ける穏やかな印象より実際はエネルギッシュなタフマン」との評判で、局の看板番組「ニュース10」のメーンキャスター候補に上ったこともあった。
 一方で、「海老沢氏に近い立場を利用し、報道局の人事に口出しをするなどしたとされ、内部でひんしゅくを買っていたようだ」との声もある。
 NHK関係者は、名物支局長の更迭→退職の背景に、「海老沢氏がいなくなった今、居場所がなくなったではないでしょうか」と話している。

 ■「更迭かどうか、答えられない」

 NHK広報局では「6日発令でワシントン支局長から局付になるが、渋谷(放送センター)に戻るわけではない。今回の異動は定期異動に伴うもので、支局長以外の管理職の特派員は、すべて『局付』となる。更迭かどうか、退職するかどうかなどは、個々の人事に関するものなのでお答えできない」とコメントしている。

 ■手嶋龍一氏 北海道生まれ。慶応大学経済学部卒。昭和49年にNHK入局後、室蘭、横浜支局を経て、政治部記者として外務省、総理官邸、自民党を担当。62年からワシントン特派員となり、ホワイトハウスや国防総省などを担当、湾岸戦争などで活躍。ボン特派員、ハーバード大学国際問題研究所上級研究員を経て、平成9年からワシントン支局長。米同時テロ、イラク攻撃の際には連日中継に登場し、ファンサイトができるなど“時の人”となった。
 外交、防衛問題に詳しく、主な著書は『一九九一年日本の敗北』『ニッポンFSXを撃て−日米冷戦への導火線・新ゼロ戦計画』。
(夕刊フジ) - 6月3日17時28分更新

テレビでヒトは騙される。
てっしー人気に関しては、人間というのは
 見た目に騙されてしまう
好例だよね。

続き。一緒に仕事したことのあるNHK職員の反応。たぶんPDの愚痴。【テレビ】NHK名物記者、テッシーこと手嶋龍一ワシントン支局長が更迭内定で民放や国会議員への転身もスレッドより。


32 :名無しさん@恐縮です :2005/06/04(土) 06:10:24 ID:iCne/ICB
こいつが外でリポートするときは
原稿を巨大なサイズに拡大してボードに貼り付けさせられる
ワシントンの街中で恥ずかしくてたまらなかった
アドリブのまったくきかないバカだという印象しかないな

33 :名無しさん@恐縮です :2005/06/04(土) 06:12:50 ID:S048yyoc

アドリブが利いたら

 海 老 沢 派 に な れ ね え よ

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