韓国の横断幕 サッカー協会が抗議文7月29日 14時23分
28日、韓国のソウルで行われたサッカー東アジアカップの日本と韓国の試合で、韓国のサポーターが「歴史を忘れた民族に未来はない」と書いた巨大な横断幕などを掲げた問題で、日本サッカー協会は主催者の東アジアサッカー連盟に抗議文を提出し、事実関係の調査と対応を求めました。
この試合では、競技場の韓国側の観客席に「歴史を忘れた民族に未来はない」と書いた巨大な横断幕などが掲げられ、横断幕は日本サッカー協会の要請を受けて試合のハーフタイムに撤去されました。この問題について、29日、韓国から帰国した日本サッカー協会の大仁邦彌会長が報道陣の取材に答えて、試合後に東アジアサッカー連盟に対して横断幕は非常に政治的で認められないとして抗議文を提出し、事実関係の調査と適切な対応を求めたことを明らかにしました。
サッカーの日本と韓国の試合を巡っては、去年のロンドンオリンピックの男子の3位決定戦でも韓国の選手が島根県の竹島は韓国の領土だと主張するメッセージを掲げ、国際サッカー連盟から試合での政治的な主張を禁じた規定に違反するとして出場停止などの処分を受けています。
大仁会長は「オリンピックでのことがあり、今回はないようにと願っていたので非常に残念だ。東アジア連盟の判断を待ちます」と話しています。
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