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「横断幕の自粛呼びかけていた」7月29日 19時2分
28日、ソウルで行われたサッカーの日本対韓国の試合で、韓国のサポーターが日本の歴史認識を批判する巨大な横断幕を掲げたことについて29日、韓国のサッカー協会は試合前にサポーター組織に対して政治的な横断幕の掲示はやめるよう呼びかけていたことを明らかにしました。
この問題はサッカーの東アジアカップの日本対韓国の試合で、韓国のサポーターたちが観客席で「歴史を忘れた民族に未来はない」と書かれた巨大な横断幕などを掲げたものです。
これについて29日、韓国の大韓サッカー協会は試合前に韓国のサポーター組織「赤い悪魔」に対し「横断幕が政治的に解釈されるおそれもある」として横断幕を掲げないよう呼びかけていたことを明らかにしました。
横断幕が競技場に持ち込まれた経緯や、なぜ前半戦終了まで掲げられていたのかなどについては、明らかにできないとしています。
またサッカー協会はこの横断幕が試合で政治的な主張をすることを禁じたFIFAの規定に違反するかどうかについて「FIFAが判断することだ」としています。
しかしサッカー協会の説明は、試合前の時点でサポーターが掲げる横断幕が規定に違反する可能性を認識していたことを示唆したもので、なぜ阻止できなかったのか、その対応が問われそうです。
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