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韓国サポーターが「歴史」横断幕7月29日 7時18分
ソウルで行われたサッカーの東アジアカップの日本対韓国の試合で、韓国のサポーターたちが「歴史を忘れた民族に未来はない」と書いた巨大な横断幕などを掲げ、試合で政治的な主張することを禁じたFIFA=国際サッカー連盟の規定に違反する可能性があります。
ソウルで28日に行われた日本対韓国の試合で、韓国のサポーターたちが観客席の中段に「歴史を忘れた民族に未来はない」と書いた巨大な横断幕を掲げました。
また、観客席の別の場所では、韓国の初代統監だった伊藤博文を暗殺した独立運動家アン・ジュングンの姿を描いた横断幕も掲げられました。
「歴史を忘れた民族に未来はない」と書かれた横断幕が、前半戦を終えたあとのハーフタイムに撤去されると、それを不満として多くの韓国人サポーターが応援をやめました。
サッカーの日韓戦では、去年8月にもロンドンオリンピックの男子3位決定戦のあとに、韓国の選手が島根県の竹島は韓国の領土だと主張するメッセージを掲げ、FIFAは、試合で政治的な主張をすることを禁じた規定に違反したとして処分を下しています。
今回の横断幕も、歴史認識問題をめぐる日本への強い反発を表したものとみられ、FIFAの規定に違反する可能性があります。
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・ 「横断幕の自粛呼びかけていた」 (7月29日 19時2分) ・ 韓国の横断幕 サッカー協会が抗議文 (7月29日 14時23分) ・ 官房長官「サッカー横断幕極めて遺憾」 (7月29日 12時58分) |
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