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孤立状態の人たちの救助終わる
7月29日 18時52分

28日の記録的な大雨で、山口県内で孤立した状態になっていた人たちの救助活動は、29日夕方までにすべて終わりました。

山口市阿東嘉年下にある県の野外活動施設「十種ヶ峰青少年自然の家」や近くの民間のキャンプ場では、28日の大雨で周囲の道路が寸断され、夏休みのキャンプに来ていた小学生などおよそ200人が取り残されました。
29日は午前6時半すぎから自衛隊のヘリコプター2機による救助活動が始まり、順次、子どもたちを7キロほど離れた阿東東中学校に運びました。
山口県によりますと、午前中には全員が救助され、けがをしたり体調不良を訴えたりした子どもはいないということです。
また、周辺の道路が冠水するなどしたため、入所者や職員などおよそ80人が取り残された萩市上小川の特別養護老人ホーム「阿北苑」では午前10時前から県などのヘリコプター4機が救助に当たりました。
52人の入所者は午後5時すぎまでに全員がおよそ30キロ離れた萩市にある県のスポーツ施設に運ばれ、医師と保健師が健康状態を確認しました。
このうち、体調を崩していた6人が病院に運ばれ、2人が入院しましたが、ほかの人は萩市内の特別養護老人ホームなどに移りました。
このほか、老人ホームの近くにある小川小学校と公会堂では、避難していた35人が一時、孤立しましたが、その後、道路が復旧したということで、各自治体によりますと、県内では孤立状態は解消されたということです。

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