警察庁の米田壮長官は２６日、福島県の東京電力福島第１原発を視察し、テロに備えて第１、第２原発を警備している県警銃器対策部隊を激励した。米田長官は「諸君は多層の防護が全て突破された場合の最後のとりで。最高度の緊張感と最良のコンディションで職務に当たってもらいたい」と訓示した。銃器対策部隊はサブマシンガンなどを装備し、２４時間体制で警戒にあたっている。【川辺康広】