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2億円申告漏れ、故平山郁夫氏の未亡人ってどんな人?

【話題】

楽天SocialNewsに投稿!
2013年7月14日 掲載
 2009年12月に亡くなった日本画家で文化勲章受章者、故平山郁夫氏の妻、美知子さん(87)が東京国税局から遺産隠しを指摘されていたことが分かった。問題となっているのはタンス預金の2億円。重加算税を含めた追徴税額は約1億5000万円で、すでに修正申告し納税したという。

 一部報道機関の取材に対し、美知子さんは「税理士から、そのお金は生活費に回してくださいと言われていたので申告しなかった」と答えていたが、今度の場合は、高齢の未亡人の「ちょっとうっかり」とは違うようだ。

 美知子さんは1925年生まれ。父親は和歌山県の著名な政治家・松山常次郎氏だ。美知子さんは芸大の日本画科を首席で卒業。平山氏とともに芸大の副手になり、その後も創作活動で活躍した。

 平山氏は作品、土地や建物など10億円以上の財産を残したとされるが、その大半は公益財団法人「平山郁夫シルクロード美術館」に寄付され、非課税となった。美知子さんはその「シルクロード美術館」の館長なのだ。
 
 美知子さんと国税当局は作品の著作権についてもモメていて、過少申告を指摘された美知子さん側は、国税不服審判所に審査請求しているとみられている。
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