ヘソ出しで熱唱した板野

　８月２７日のＡＫＢ４８劇場公演をもってグループから卒業する板野友美（２２）が２７日、都内で４ｔｈシングル「１％」の発売記念イベント「ＣＬＵＶ Ｔｏｍｏ．～ＤＡＮＣＥ ＴＲＩＡＬ ２０１３ Ｅｄｉｔｉｏｎ～」を開催した。卒業を１か月後に控えた板野は篠田麻里子（２７）の最後の公演を目撃し、「１回卒業した気持ちになっちゃった」と複雑な心境を明かした。
 
　約２０００人のファンを前に「１％」など全８曲を披露。シングル収録曲で、歌手の中森明菜（４８）のヒット曲「少女Ａ」も歌ったが、終わった後に「リハーサルでは緊張しなかったのに、本番ではなんで緊張するの！ もう１回やってもいいですか？」とおかわり。卒業後はソロ歌手として歩んでいくだけに、こだわりを見せた。
 
　また、ＡＫＢ４８に在籍した８年間をつづった「８ｙｅａｒｓ」をファンの前で初披露。板野は「もうすぐ私も卒業ですけど、まりこ（篠田麻里子）の卒業を見て、私もこういう感じなのかなって。まりこの卒業とともに（自分の卒業について）考えてたら、すごく悲しくなったり寂しくなったりした」と素直に告白した。
 
　さらに「ＡＫＢではセンターじゃないし、メーンじゃないけど、卒業では自分がメーンになる。まりこと一緒にプレッシャーを感じて緊張してしまって。１回卒業した気持ちになっちゃいました（苦笑い）」と心境を明かした。
 
　ＡＫＢとしてのソロイベントは最後になる可能性もあるだけに、板野は「卒業したらこういうライブをたくさんしたいです」と決意を語った。