松竹芸能は26日、大阪・道頓堀の新劇場「道頓堀角座」の完成を受け、28日のオープンに先がけ、関係者向け内覧会を開いた。敷地内には128席の劇場をはじめ、タレント養成スクールや野外ステージ、所属タレントがプロデュースするブースも。テーマとする「笑いの工場」はオフィスでも表現。イスが便器型の会議室や、工事関係者のヘルメットを模した照明カバーなど、内装にもこだわりが詰まっている。
井上貴弘社長は「第一の目標は、次の時代を代表するスターを誕生させること。年明けくらいから外国人観光客向けの企画もスタートさせたい」と意欲的。同じ道沿いにある別の劇場「道頓堀ZAZA」では吉本興業がイベントを行うが、「ともに頑張らせてもらって、演芸の街を復活させたい」と共存共栄を宣言した。
[2013/7/27-06:01 スポーツ報知]