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山口の連続殺人放火事件 シャツに被害者の血痕か 凶器発見急ぐ

 山口県周南市の連続殺人放火事件で、遺体で見つかった5人のうち1人の殺人容疑などで送検された保見光成容疑者(63)が着ていたとみられるシャツなどに、血痕のようなものが付着していたことが27日、捜査関係者への取材で分かった。

 周南署捜査本部は、被害者の血痕の可能性が高いとみて鑑定を実施。保見容疑者が潜伏していた山中を捜索して、凶器の発見も急いでいる。

 捜査本部は25日、現場近くの山中で、脱ぎ捨てられたシャツとズボン、携帯電話を発見。翌26日に周辺を捜索したところ、保見容疑者を発見して逮捕した。脱ぎ捨てた理由は分かっていない。

 また、保見容疑者の自宅の壁には、心情を筆で書いた紙が数枚貼ってあったことも捜査関係者への取材で判明。玄関脇の窓には「つけびして 煙り喜ぶ 田舎者」と記した貼り紙があったことも既に分かっている。

 知人らによると、保見容疑者は、飼い犬や水田の管理などをめぐり、周辺の住民とトラブルになっていた。約2年半前には、周南署に「悪口を言われて孤立している」と相談をしていた。

 捜査本部は、周辺住民とのトラブルが事件の背景になった可能性があるとみて捜査。壁に貼られた紙に、動機につながるような記述がないかなど、調べを進めている。

[ 2013年7月27日 17:06 ]

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