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【栃木】

震災木くず搬出完了 宮城・多賀城市→壬生町

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 東日本大震災で発生した震災がれきの広域処理で、宮城県多賀城市の木くずを受け入れていた壬生町で二十五日、最後の搬入があった。多賀城市によると、これで木くずを含めすべての震災がれきの搬出を完了した。

 多賀城市の菊地健次郎市長は同日、栃木県庁や壬生町役場を訪れ、福田富一知事らと面会し「こんなに早くがれきがなくなるとは想像していなかった。おかげで復興の弾みになった」と謝意を伝えた。

 栃木県は昨年十二月、壬生町で焼却と最終処分を開始。最終的に計約九百六十トンを受け入れた。当初は二〇一四年三月までに最大約千七百トンを処理する見込みだったが一部をバイオマス燃料に回すなどしたため減った。

 

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