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【石川】

福島っ子 一緒に遊ぼ 内灘 交流合宿始まる

伝言ゲームで遊ぶいわき市と内灘町の子どもたち=内灘町サイクリングターミナルで

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 東日本大震災の被災地・福島県いわき市久之浜第一小学校の四、五年生二十三人と内灘町の同学年生二十人が、内灘の自然や祭りを満喫して夏休みの思い出をつくる三泊四日の交流が二十五日始まった。

 町子ども会連絡協議会の被災地支援事業「福島っ子内灘っ子未来へのかけ橋」。原発事故の影響で屋外活動が制限されている子どもたちに思い切り遊んでもらおうと初めて企画した。

 久之浜第一の児童はバスで八時間かけて内灘に到着。宿泊先の町サイクリングターミナルで歓迎会があった。久之浜第一五年の松浦康治君は「楽しみに来ました。四日間よろしくお願いします」とあいさつ。中村敏男協議会長は「笑顔で太陽の下で遊んでください。内灘の子は福島の子にどんな遊びや勉強をしているか聞いて」と語りかけた。

 初日は自己紹介、伝言ゲームなどで楽しいひとときを過ごした。内灘町大根布小四年の曽山正太郎君は「いっぱい遊んで、喜んで福島に帰ってもらいたい」と話した。

 子どもたちは二十八日まで寝食をともにし、海水浴や花火大会、夏祭り、たこ揚げなどを楽しむ。 (高橋淳)

 

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