復旧活動始まる 熱塩温泉地区
喜多方市社会福祉協議会は熱塩温泉地区の大雨被害に対応するため、現地ボランティアセンターを同協議会熱塩加納支所内に設置し、26日、各団体と協力して本格的な復旧活動を始めた。
同協議会によると、初日は赤十字奉仕団員や民生児童委員をはじめ奉仕団体の関係者ら40人以上が参加し、床上浸水の被害が出た民家など4カ所でボランティア活動を繰り広げた。28日まで続ける。
会社員宮内孝さん(40)宅には各団体関係者に加え、宮内さんの長男が通う会北中の野球部の生徒も駆け付けた。厳しい暑さの中、参加者たちは汗だくになって室内からの家具や畳の運び出し、食器洗い、床剥がしなどの作業を手伝った。宮内さんは「多くの方のおかげで助かった」と感謝していた。
同地区では災害発生翌日から地域住民をはじめ、地元の青年会議所や消防団の関係者らがボランティアで土砂の除去作業などを続け、温泉街の道路はほとんどきれいになっている。
現地ボランティアセンターの問い合わせは同協議会熱塩加納支所 電話0241(36)3112へ。
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