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再処理工場 ガラス固化試験結果報告書提出 日本原燃

 日本原燃は26日、使用済み核燃料再処理工場(青森県六ケ所村)で5月26日に終了した高レベル放射性廃液のガラス固化試験について、「安全を確認できた」とする結果報告書を原子力規制委員会に提出した。
 報告書には、2系統ある主要設備のガラス溶融炉A、B系で2007年11月に開始した試験に関する運転データや、期間中に多発したトラブルの原因と対策を記した。
 原燃は「主な試験は完了した」として工場の10月完成を目指す。これに対し規制委は、完成に必要な「使用前検査」を新規制基準を施行する12月以降に行う方針を示しており、完成時期は延期される公算が大きい。
 原燃の中村裕行再処理計画部長は青森市で記者会見し「安定運転の確認はできた。規制委には使用前検査の早期実施をお願いする」と話した。


2013年07月27日土曜日


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