通常の2倍以上に成長する巨大イワナが、今秋にも初出荷される。刺し身にしても食べやすいようにと、県が2002年から養殖に取り組んできた。効率がよくないことから流通してこなかったが、震災が転機に。放射能の風評被害に悩む養殖業者の救世主として注目が集まっている。
巨大イワナは、通常のイワナの受精卵に熱を加えることで生まれる。すでに流通している「巨大マス」や種なしスイカにも使われている技術だ。大和町にある県内水面水産試験場が02年、国から養殖の認可を受けた。
売りは大きさと味。巨大イワナはすべてメスだが、卵ができない。栄養が卵に取られないので、どんどん成長するうえ、味も落ちない。2年で重さは1キロになる。
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福島第一原発の破綻を背景に、政府、官僚、東京電力、そして住民それぞれに迫った、記者たちの真実のリポート