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【東野真和】大槌町民の手作りで、支援に感謝する気持ちをイベントにした「おおつちありがとうロックフェスティバル」が２７、２８の両日、町魚市場前で行われる。昨年を上回る３０を超すプロ・アマバンド、伝統芸能や民謡などが参加。２８日夜には町民から集めた募金で７００発の花火が打ち上げられる。
昨年「第０回」と銘打って、家族や家、仕事を失いながらみんなで歌ったり曲を聴いたりして「音楽に救われた」という町内の２０〜３０代の若者が中心となって企画。「もう被災者ではない」と、支援に感謝することを目的にした。
今年も引き続き、大手企業や役場などに頼らず、町民中心に作り上げていった。資金はインターネットで小口の寄付を募るクラウドファンディングなどで集め、不足分はＴシャツなどのグッズ販売で賄う。
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