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【プロ野球】

天敵・大野を攻略 村田逆転打

2013年7月27日 紙面から

3回表2死一、三塁、村田は左中間へ逆転の適時二塁打を放つ。捕手谷繁(浅井慶撮影)

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◇巨人6−3中日

 中日は大野が4イニング6失点と打ち込まれた。2点リードの3回2死走者なしから安打、四球で走者をため、阿部、村田の連続適時打で逆転を許した。4回にも長野、坂本の適時打で3点を失った。拙攻も響き、再び借金が2桁となった。巨人は2番手の福田が今季初勝利。

     ◇

 一気の寄り身で竜を押し込んだ。3回2死一、二塁。巨人打線がここで太い線になった。阿部が右前適時打を放つと、続く村田が左中間へ逆転2点適時二塁打。2連敗中の天敵・大野を打ち砕き、中日戦の連敗は5でストップだ。

 「阿部の一打が大きかった。村田の調子も良いですよ」と語る原監督には笑みが浮かぶ。「長野も一本出たし、勇人もね」。4回は長野と坂本も適時打を放つ横綱相撲で、ナゴヤドームでの連敗も3でストップだ。

 11点を奪われる大敗を喫した翌日のこの日は2点の先制を許す展開。大野が相手ということもあり、三塁ベンチには重苦しい雰囲気が漂った。しかし、相手が2死走者なしから見せたスキを見逃さなかった。

 「一気に逆転という思いだった」と村田。コンパクトなスイングでバトンをつないでいった。村田の二塁打で阿部が一塁から生還したように抜け目のない走塁も光った。2位・阪神とのゲーム差は3・5。安心感はない。その証拠に原監督は「長野はもう少し、出塁率という面が必要」というダメ出しで会見を締めた。狙うは名古屋での“3タテ返し”しかない。 (川越亮太)

 

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