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日系人支援 レーガン氏ら表彰7月27日 13時57分
第2次世界大戦中に強制収容されるなどした日系アメリカ人の支援に取り組んだ人たちの功績をたたえる賞の授与式が、ワシントンで初めて開かれ、故レーガン元大統領ら3人に賞が贈られました。
この賞は、アメリカで反日感情が高まっていた第2次世界大戦中に、日系アメリカ人の強制収容に公然と反対したラルフ・カー元コロラド州知事の功績をたたえ、日系アメリカ人の団体が、新たに創設したものです。
26日、ワシントンにある日本大使公邸で開かれた初めての授与式では、アメリカの故レーガン元大統領とジム・ライト元下院議長、それに、グレン・ロバーツ元下院議員補佐官の3人に賞が贈られました。
受賞したレーガン元大統領らは、強制収容されたおよそ6万人の日系アメリカ人に対し、1988年に、それぞれ2万ドルを補償する法律を制定することに取り組みました。
式典に出席したライト元下院議長(90)は、「われわれは正しいことをしただけだ。みずからの過ちを認め、その被害にあった人々への償いを行える国こそ、偉大な国である」と述べました。
主催した日系アメリカ人の団体では、今後も日系アメリカ人社会のために貢献した人などを対象にこの賞を贈り、日米の友好関係を深めていきたいとしています。
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