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【CNBリポート】 一晩で2000人の男女の出会いをプロデュースする「街コン」 その仕組みとは!?
ライター:cracking_my_ballさん(最終更新日時:2012/9/19)投稿日:2012/9/14
- ナイス!:
2
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- 付箋(アドバイス)指数普通
注意
-
cracking report (クラッキング・レポート)
内容は、今、流行っている「街コン」についての検証
・街コンの飲食店に与える影響
・街コンで地方の街興し、経済活性化はできるのか?
・主催する場合のノウハウなどについて
など
全体の構成は長く、全部読むのに早い人で10分はかかる。
他人の貴重な時間を10分も取るのであるから、
なるべく、多くの人に汎用性があり、且つ有用な情報を書こうとは思う。
■街コンが最近流行っている。
私はVC(ベンチャーキャピタル)という、若い起業家が運よく成功すると、その成功から搾取しまくる卑劣な仕事以外にも、各種のコンサルタントという、見るからにいかがわしい仕事もしている。
そんな私に街コンをしたいのだけど・・・という相談が最近結構舞い込んでいる。
街で合コン?
セッ〇ス・オン・ザ・シティか・・・結構じゃないか・・(笑)
そんなフシダラな依頼をする奴はどんな奴だ?
と担当者が書いたコンサルの要望書の依頼主の欄を見ると、地方の自治体や商工会議所といったお堅いところの名前が並んでいる。
ドラッカーとコトラーとクリス・アンダーセン(ロングテールの発見者)の理論をないまぜにし、適当に煙に巻き、いつものように高額な請求書だけを送りつけてやろうか・・とも考えたが、街コンの可能性について自分自身も興味を少し覚えた。
で・・・今回、いくつか街コンを実際に調べて見た。
飲食店にインタビューし、街コン主催者にも調査をするという・・・
かったるがり屋な私としては珍しくまじめに仕事をしたので、その調査の一部をクライアントにこっそり内緒にしつつ、ここでバラそうという趣旨だ。
■ 街コンの最初は宇都宮の「宮コン」が元祖
街コンなるものを最初におこなったのは、宇都宮の商店街で2004年に行われた宮コンだったそうだ。
宇都宮だから宮コン
宮コンスタッフのブログ
ブログのほうはセンスがいまいちだが、「街コン」という街で行う大規模な合コンを成功させ、かつ、そのイベントの成功の事実をマスコミの電波に乗せた功績は大きいだろう。
当たり前だが、飲食店をいくつも貸し切ったり、ディスコを貸し切ったりして、大規模なパーティーやイベントを行うのは、私の学生時代の20年も前にも流行っていたが、「街コン」という言葉などなかった。
単なる大規模なパーティーで、開催場所も六本木や新宿や渋谷といった大都市である。
街コンは、宇都宮という餃子以外、知らんわい。というどうでもいい地方で行われたことに新鮮さがあった。
「宮コン」はすでに40回以上を数え、餃子に次ぐ宇都宮の代名詞になりつつある。
夏には浴衣を着て参加する形式だったり、
次回は何やらハロウィンのパーティーらしく、仮装しての参加らしい。
参加人数も600人以上を越え、確かに新しい街の活性化策として今のところ効を奏している。
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■街の飲食店・・・なんかメリットあんのかよ
街の飲食店の方達にインタビューをしてみた。
ほとんどのオーナーは、街コンに対して好意的であった。
実際に私がインタビューした飲食店のオーナーは
「意外な年齢層が店に来た。こんなに高齢層が参加しているとは思わなかった。」
「今までこなかった地域の客が来てくれた。」
「今まで少なかった女性客がイベント後増えた。」
「全く知らない客同士・・・不思議なのは男同士も意気投合になって、その後店に再来店してくれた。」
「近くにこんな料理の美味い店があるとは知らなかったよと言われた。」
最も数の多かった意見は
◇店の宣伝になった。
という意見である。
実際の年齢層も、ある街コンでは、男子が37歳
女子28歳と意外と高めであることがわかる。
参加者の大半は地元の人間で、7割~8割を占める。
普段、女性同士では行かないような店や、一定の店にしか何十年も通わない常連客も、「こんなところにこんな店が有ったんだという」
知らない店を認知するマーケティングアプローチには極めて効くようだ。
地方経済が活性化できないところは、つまるところ、流動化が物凄く遅いところに問題がある。
大都市圏のように変化が常に常態化していない。
引っ越しや店の入れ替わりや新しい会社の創立は、変化を起こし、市場を掘り起こし、活性化させる。
新しい住民が引っ越してくれば、家具や不動産屋、インターネットの新規加入者が増え、会社ができれば、事務機器や雇用も増える。
大都市は飲食店がすぐに潰れ、又新しい店舗ができる。
すぐに潰れるのが悪いのではない。
その後が入らないのが地方都市のネックとなる。
ず~と同じ場所に同じばあさんのやる煙草屋があることは安心につながるが、街は活性化しない。
富の再分配は発生しない。
潰れて、また違う新しい店ができるから、商店街は勢いが出る。
誰も潰れた店の後に入らないからシャッターアイランドになる。
地方はそうやって静かに死んでいく。
飲食店の流動化とは、その地区に新規出店と廃店というスクラップアンドビルドが頻繁に起こるだけでなく、常連客のシャッフルも重要な役割を果たす。
毎週通う、小料理屋で街コン参加を誘われ、行ったこともないブラジル料理の店に来店する。
普段は全く行かない店に足を運ぶ。
顧客のスクラップアンドビルドが固定化された店舗商店街では、今後の極めて重要なマーケティングになりえる。
ポイントカードで顧客の囲い込みばかりしていれば、逆に固定化する。
その逆の顧客のシャッフルに街コンの活性化のポイントがある。
◇アイドルタイムの有効利用
第二に多かったのが、飲食店のアイドルタイム(暇な時間だな)の土・日の夕方の3~4時間や平日の夕方を利用してイベントを行う。
当然、暇な時間帯の活性化策であり、売上貢献にもなる。
これは、店にとってありがたい話だと言うこと。
金曜と土曜の夜のかきいれ時にやられたら飲食店は悲鳴だが、アイドルタイム狙いなら、それはありがたい。
飲食店としての参加の費用リスクハードルは大きく下がる。
◇店員、スタッフのイベント開催でのマーケティングやオペレーションへの動機づけと教育トレーニングへの機会提供
不思議なのが、街コン開催で、スタッフのモチベーションが上がりました。という店が多かったことだ。
店員や店舗スタッフに通常の店舗運営時の新規顧客獲得マーケティングの一環としてをチラシを巻いてこいとか駅に立ってビラを配れとか・・・地域の会社廻れとか、やみくもな費用対効果の薄い宣伝をやらしていないだろうか?
それらの地道な販促やマーケティングは、もちろん重要だが、一方でマンネリした新規獲得策は効果を期待するどころか、スタッフのほうのマンネリとモチベーションていかをも下げかねない。
街コンのイベントは主催者がイベント会社とも限らない。
商店街や自治体または、飲食店の有志の集まりの時もある。
インターネットや各店舗のホームページ、各店員のブログと・・・あらゆる顧客へのアプローチ手段は使われる。
イベント開催において、自店舗ブログの書き込みも増え、担当のスタッフの書くことそのものも楽しくさせる。
顧客も感想や感謝の言葉を書き、スタッフも喜びを分かち合う。
ただ、やれといってもモチベーションが上がらないことが、街コンという大規模なイベント開催を通して、計画を成功させたい気持ちのもと、一致協力していくプログラムは社員やスタッフ教育の重要なオン・ザ・ジョブになる。
◇横のつながり
実は、普段、飲食店が数十店集まって、そのオーナーが話し合う機会というのは少ないだろう。
常に休みが少なく、忙しい飲食店のオーナーや店長や幹部はスケジュールに追われ、他店の者同士で話しあう機会などめったにない。
大規模なショッピングモールなどは店長会議や専門店会議というものを定期的におこなっているが、古くからの商店街の集まりなど、新しい飲食店舗のオーナーなど出たくもないし、出ても意味はない。
こんにちの商工会や商店街協会は、衆知を集める方法も、皆で現在の商店街の問題を考えることも、貴重なアイデアを提案する場所も方法も、現状打破のソリューション提供も、なんら手立てができないほど構造的老朽化がすすでいる。
そんな時に街コンという全く新しい起爆剤は、普段顔を合わさない飲食店のオーナー同士や店長や商店街の店主達を集わせ、考えさせ、アイデアを発表し、聞く場を創り、ネット上やツイッターで意見を交換しあう方法を学ばさせる格好の機会提供を行わせる。
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■街コンの主催者は誰か
街コンというネーミングを考えたのは、こいつらだと言われている。
http://machicon.jp/
最大手の「街コンジャパン」は、去年の秋以降、一気に商売を広げた。
自らを街コンの公式ポータルサイトとして、全国発の多くの街コンをマーケティング並びに運営面でサポートしている。
上リンクをクリックすれば、わかる通り、
銀座コンに三軒茶屋コン、中野コン、鹿島コンに川越コン、所沢コンまで・・・多数ある。〇〇コンは大流行の様相だ。
所沢コンってコンクリートの製造会社かと普通思うぞ(笑)
何でも「コン」を付ければ良いのか?
ならば
石川島播磨重工業コンとか中京工業地帯の四日市コンビナートコンとかどうだ?
筑波市のロボコンとか大根はどうだ?
う~ん。
それは脚の細い女がきそうもない名だな・・・(笑)
裸事(ラジ)コンっていうのなら行きたいな・・地味コン、派手コン・・・岡本ゴムコン・・・
街コンジャパンは
「街コンとは、参加者・店舗・主催者が一体化して出会いの場を創出し、街を盛り上げ、地域に密着することで経済効果も含めて盛り上がる大規模な合コンイベントである」
と定義している。
全国の多くの街コンでは、このようなイベント会社が関与している。
上述したように、自治体や商工会、商店街、街の青年会では、多くの協力店や飲食店を束ね、利害関係を調整するのに手間を取ることが多いからだ。
そのような難しい利害関係の調整を街コンジャパンのようなイベント会社がサポートしている。
しかし、
そのイベント会社先行が当たり前だった街コンにも変化は起こって来ている。
上述した宇都宮などでの宮コンは、すでに40回以上を越えいる。
同様に、大阪コンや福島コン、新潟コン、広島、神奈川と・・・各地の街コンも回数を重ねることでノウハウやスキルをプロのイベント会社以外も獲得しつつあるのだ。
イベント会社ではなく自治体自らが後援から主催に変貌していく例は増えている。
横須賀の街コンは横須賀市、横須賀商工会議所、横須賀海軍カレー議員連盟、京浜急行が主催をし、成功した事例として他の地域の自治体がノウハウを聞きに来るそうだ。
400人の募集に700人が集まり、男子が7000円(参加平均年齢38歳)、女子が4000円(参加平均年齢28歳)、参加者のうち、市の在住者が7割で残りが県外であると発表している。
イベントのマーケティングの本質は関係団体、商店街、横須賀市の広報、横須賀市の企業、関係施設や飲食店、果てはコンビニまでがポスターを張るなどの〝街〟全体で協力体制を執った。
イベント自体の告知は、街コンポータル
が運営のサポートをおこなっているが、横須賀の街コンのマーケティングと運営の基軸は、あくまで〝街〟であった。
自治体であり、商工会であり、青年会議所であり、街の飲食店である。
これらの例は
祭りの本質はいつも、口コミというコミュニケーションの延長にあり、商圏は生活圏の枠にあることを再確認させてくれる。
地球の裏側のブラジルの人に参加を促すような大規模なオリンピックやワールドカップではないので、
それはあくまで、消費者の生活圏が基本であり、大規模なマスでのマーケティングを必要としない。
まさにネットやツイッターといったデジタルコミュニケーションツールと生活圏でのフェイス2フェイスの口コミというコミュニケーション融合が新しい時代の合コンを生んだと言えよう。
感染型のマーケティングは生活習慣の朝・昼・晩に訪れ通勤の駅とランチのレストランと帰宅前のコンビニと・・・
地道に生活圏の商業施設に置かれたフライヤーとポスターを含めた認知のメディアMIXは有名芸能人を使わなくとも効果を発揮したということである。
私の学生時代の第一次学生パーティブームとの違いはこのへんにあるといえそうだ。
つまり、ネットコミュニケーションは、F2Fの口コミやベタなポスター告示や生活空間での認知アプローチを混ぜることによって、飲食店商圏(2kmメッシュ)において、ビジネス上も公共上(例えば災害情報)も含め極めて効果的であると実証されたことになる。
モルタル(実店舗)ビジネスのマーケティングは次の時代に来ている。
すなわち、バカみたいなTVを中心としたマスメディアに膨大な広告宣伝費を費やすファストフードやチェーン店を独立アウトサイダー店舗が撃ち破りうるノウハウを見つけ出す可能性を示唆していることに他ならない。
消費者の生活圏 =〝街〟
街が人を集めている。集客装置となる。
この発見は、街の主催は誰か、主人公は誰かを気付かせる。
街コンは街を構成する区や市という自治体と実態として経済圏を形成する商店や飲食店及びそこに住む生活者全員が参加をし構成するイベントである。
そしてそれぞれにメリットが発生するのでイベントは成功する。
自治体にとっては、行政区における街の活性化がメリットであり
商工会にとっては、商圏の拡大や経済の向上活性化がメリットで
青年部にとっては街の再認知であり
飲食店にとっては個である店の認知と新規顧客獲得にメリットが発生する。
これらの主旨を理解すれば、主催者も後援者も運営のサポートする者も
何をすればいいかはおのずと理解する。
成功の本質は〝場〟を創る出演者のコーディネートに重心があるということだろう。
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■街コンを創る(具体的に街コンを運営するノウハウ)
青山一丁目コン
のサイトに限らず各種の街コンのサイトを覗くと、どのように街コンを実際に運営していくのかが垣間見れる。
青山一丁目コンのサイトでは
重要な事が「当日受付」「ご注意」「キャンセル」に書いてある。
更に下のほうには「当日の流れ」「よくあるご質問」が書いてある。
これを読むだけでも〝初めて街コンを主催したい!〟という人には相当のノウハウが手に入るだろう。
◇準備期間は最低3か月前
◇告知は最低2か月前
◇運営委員会のHPがあり、街コンのポータサイトに表示させ、外部リンクさせている。
◇参加申し込みは各街コンによってまちまちだが、インターネットで一括申し込みもあれば小規模の場合は各店舗というのもある。
宮コンの場合は参加費用の支払い方法で、参加申し込みの方法まで異なる。
簡単に書けば、
・当日支払い
ネットで申し込み→受付確認メール→当日の指定会場で現金払い→チケット受け取り
・クレジットカード
ネットでクレジット番号も含め必要事項を記入→受付確認メール→一週間前にチケットを郵送。当日会場で申し込みで行列にならばなくてもOKが魅力
・ローソンチケット
ローソン店舗かローソン・comで申し込み→料金を支払い、チケットの控えを受け取る→当日に控えとチケットを引き換え。
◇チケットの変わりにリストバンドを利用している街コンも多い。
そのリストバンドは店に再来店する際の割引クーポンになっているところがミソ。
◇青山一丁目コンなどは運営ホームページを利用して、参加者の受付を行列ができないよう各店に配分し、参加者を振り分けている。
同時に参加者の事前データをもとに、事前に年齢や人数合わせもしている。
◇当日はリストバンドとマップをもらい三軒の店を参加者は廻る。
一軒目だけは主催者側に指定されており、二件目以降は自由であり、店選びも参加者の楽しみになっている。
◇一軒目の滞留時間は45分~1時間ぐらいが平均。
よって
飲食店側の最も注意すべき点はメニューの工夫となる。
提供に時間がかかれば当然食べ残し、飲み残しが氾濫する。
膨大な数が一斉に来店するのであるから提供方法もサービングの方法も工夫が必要。
会計がない分のスタッフをどこに配置し、どこのオペレーションとサービスに集中するかは重要であり、てんやわんやのバッドサービスをやらかすと、再来店どころか悪印象すら与えかねない。
特に料理が売りの店舗は、料理時間とサーブ時間を考え、店の特徴とお勧めメニューに絞り込んだほうがベスト。
一軒目では当然参加者は腹が減っており二軒目以降は時間の経過によって料理のオーダーも減っていく。当然重点は飲みに移る。
◇店側が、いかに男女比や人数をコントロールし、席にどのように参加者を配置するかは、出会いというニーズに物凄い影響を与え兼ねない。
店側のマッチングの失敗は、後々、参加者に恨まれる(笑)
全ては事前情報と当日の綿密な店同士の情報交換に鍵がある。
◇店と店の客の移動や情報交換は携帯やツイッターでは遅すぎてトランシーバーが最も有効らしい。
◇店同士はトランシーバーらしいが客は同時にツイッターで「この店ウザイっす!」とか「超ウマ!」・・・「良い女登場!」とかリアルタイムで情報を交換するので、店は気が抜けない状態が続く。
ちなみに、こんな街コンは嫌だ!ベスト5というをネット上で見つけた
勉強になるリンクしておこう。
街コン難民を出せば、その街コンは終わる。
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■札幌市のエゾコンメガMAX
札幌市の街コンは巨大だ。
どのぐらい巨大かというと6000人だ。
6000人って?・・・それはすでに合コンなのか?なんとか教会の合同結婚式ではないのか?(笑)
主催は、自治体ではなく、民間の婚活パーティーや合コンのマッチングや異業種交流会の主催などを運営するGENIXY社が仕掛けている。
合コン専門会社だから、こんなデカイ街コンが運営できるノウハウがあるのか?
というか・・・ただの合コンセッティング会社のままだったら
なかず飛ばずだったハズだ(笑)
街コンさまさまだろう・・・この会社にとっては。
街コンに参入してなければ、会社の存続すら危ぶまれたのじゃないか(笑)
このエゾコンギガMAXという街コン・・・街コンというよりは、すでにイメージは巨大な街のねるとんイベントと化している。
参加者が県外や全国から集まってくるというのも異種だ。
よって、旅行代理店やホテルと組んでの女性向け宿泊プランといった、飲食店だけが儲かる通常の街コンの仕組みから、すでに一歩出た進化形となっている。
とにかく大規模なので、参加者が移動するのも無料バスを使う。
この無料バスが、また、ふざけたアイデアで洒落ている。
屋根を切り取った「ラブバス」というのがあって、最初はみんな全員が乗れるが、午後8時を過ぎるとカップルしか利用できないシステムになっている。
カップルになれなかった男同士は罰ゲームのようにタクシーか徒歩で移動だ(笑)
タクシーも街コンイベントで儲かる仕組みだな。考えられている。
更には女性の参加者を増やす、または喜ばせる工夫を随所に凝らしている点も注目できる。
開催中はワンコインでネイルアートやカイロプラクティックを体感できたり、イミフな「盛り上げ隊」なる者達が突如として飲食店会場を訪れ、ビンゴゲームや各種のカップルゲーム、芸能人のMCなどが会場全体を盛り上げる。
しかも、かなりの飲食店を追加料金や制約なしで自由にいききでき、比的時間もながい。
批判や文句も大規模な街コンでもあるが(笑)
--------------
■成功の本質は、リピーター
街コンと聞くと一回限りの大騒ぎのイベントのイメージがある。
成功の本質は他の飲食店の経営や流通業と変わらない。
〝いかにリピートさせるか〟が鍵になる。
それには、丁寧な企画、明確な告示、スムーズな運営、そしてなによりも
楽しかったと参加者に思わせことである。
婚活パーティーよりも気軽に参加できる街コンは参加者に片意地を張らない敷居の低い〝出会い〟と〝グルメ〟を提供している。
何も出会いは異性だけじゃい場合すらある。新しい友人であったり、初めての店であったり、楽しいスタッフであったり、新しい経験だったりする。
今後エゾコンMAXではないが、大規模化、エンターティメント化するものや同じ趣味、職業、所得、スポーツ、ビジネスといった嗜好や価値観で集まり、新しい出会いを演出するものがでてくるかもしれない。
鉄道の好きな鉄男と鉄子で鉄コンとか、脚フェチのみが参加できる脚コンというのはどうだ(笑)
外人だけのTOKYOでの外コンがあったら面白い(笑)
ミスコン受賞者のみが参加できるミスコンは?
話がそれた(笑)
街コンというのは日本発のカルチャーになりえる。
なぜかと言えば、これほど都市で人が集まり易く、且つ徒歩圏に全てが集中しており、しかも安全であるというのは・・・日本の世界に誇れるセキュリティー性があってこそだからである。
facebookはこんにち・・・男女の出会いを求めて使っている人のほうが少ない。
街コンも進化するだろう。
ラスベガスで行われる、各種のカンファレンスや展示会、マーケットのように、今後、〝街コン〟の進化形は〝街〟を極めて刺激的に活用する劇場にするかもしれない。
TVの番組の逃走中じゃないが、街コンを捻ってゲーム化した街コンを主催する奴は出てくるだろう。
いやいや・・・
facebookと連動したら劇的に進化するだろう。
ほぼ間違いなくこれは出てくると予想できる。
facebookで知り合った仲間でoff会を街で大々的に行う新しい出会いの場が必ずイベント化され提供されだすハズだ。
街コンのポータルが近い将来、誰かのfacebookのページに奪われる日は近いだろう。
むしろ
facebook内にいち早くfacebook用のOFF会ポータルを開いた奴の勝ちだ。
例えば、私がブログで読者を含め各処に〝起業コン〟やりまっせと呼びかけ200人ぐらいで街で起業家交流会を低コストで開くことだって身近な光景になりつつあるということ
もちろん、名物回答者に呼びかけ〝知恵コン〟やりませんと誘っても良いわけだ(笑)
もちろん、そのような巨大なネットのOFF会の名前は街コンから変わっているはずだ。
例えば〝街会〟とか〝FBコン〟とでも呼称するか・・・
crackingが予言しておこう(笑)
恵比寿で行われる街コンの〝恵比コン〟は男女1200人の参加募集に3000人のキャンセル待ちが出ているそうだ。
ネット社会が急速に普及したいまだからこそ、フェイス2フェイスの出会いを求めているのかもしれない。
街を創る、街を利用する、街を楽しむ
というビジネスは今後、更なる発展がある可能性を秘めている。
この分野の可能性を見出し、いち早く開拓し、運よく成功しそうなベンチャーをすばやく見つけ、その成功にあやかり搾取する為、VCである私も今しばらく〝街〟を注視し続けることにしようと思う(笑)
※このノートに関して質問・ご意見等ありましたら、随時の編集でお答えします。
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写真の元(上から)
ヨコハマ新聞
http://www.hamakei.com/headline/photo/7225/
朝日新聞
http://digital.asahi.com/20120412/pages/national.html
暮らしタイムス
http://tanoshikukurasu.hamazo.tv/e2925063.html
山口宇部経済新聞
http://yamaguchi.keizai.biz/headline/photo/1522/
渋谷ステーション
http://www.shibusute.com/topics/topics_details/id=3483
小林弘明 豊島区区議会議員のサイト
http://kobahiro.jp/ikekon1111a01
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アドバイスについての返信
ここが気になった
Q
cracking_ona_hollsさん
今回も楽しかったです。 ただ気になるのが、こういう、「出会い」に関するのは、夜の関係者が介入してきたりしないのでしょうか・・・・ そこが気になりました。
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A
なので、主催や後援に自治体を取り込むことは必須なのだろう。
それで、反社会勢力の介入を阻止できるようになる。
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