・表情集
・全身
参考画:稲葉せいこ様
表情集:うえさきタケ様
全身:くろば・U様
□基本
遥か東方の大陸の樹海に在ると言われる妖狐の里
【蒼天】一族の時期族長の九尾の狐。
里の妖狐を纏め上げ、更なる一族の繁栄を築く為の知識、経験を積む為に50年にも及ぶ西の大陸での流浪を命じられ、西の大陸に渡る。現在10年目。様々な苦難困難思い出と一緒に、今日も元気に西の世界をゆく。
□現在進行
黒幕と出会い一度は泣かされたが
共に在る少年の成長を、そこから新たに見えた"男"の一面を垣間見て、愛しい者を傷つけた黒幕と最後まで戦い、乗り越える事を誓う。決戦までの日々を、彼の剣腕を鍛えながらいつもどおりに過ごす。
□身体データ
種族 九尾の狐(妖狐)
性別 男
年齢 人間換算 14歳
実齢 710歳
身長 164cm
体重 63kg
□外見
肩迄伸びる薄い茶髪に狐の耳。耳からは小さな星を象ったイヤリング(後述)を着けている。透き通る水色の瞳にやや中性的な顔立ち。薄めの素材で作られた黒い和服に薄い灰色の袴。そして裸足に下駄を履いている。背から九つの尾が見える。腰に刀を1振り帯刀している。
□性格
<普段>
普段はおっとりとした柔らかく明るい物腰で非常に温厚。大概の人物には温和な物腰で気安く語りかける。その反面外から刺激には敏感で、受けた通りに表情を変える過激なまでの感情を見せる。未知に対する探求、好奇心が凄まじく、構わず首を突っ込む事もあったりと妖怪離れした一面を多く持つが本人に自覚は無い。相手の総てを受け入れ、身に刻み込むことで自らの成長にも繋げんとする大きな向上心を以て他人と接する。相手の悪を良と見て、自らの得としてどんどん彼は成長してゆく。彼にとって目の前の逢瀬とは、1つの宝物ですらある。尚、言葉遣いは外見相応に穏やかなモノと思われがちだが、物腰に反してあまり包まずざっくばらん。結構気安く話しかけてくる。
逆に相手の醜悪を受け容れ、悪行を看過するような妥協はせず、許さないと決めた事は絶対に許さない。悪事には如何なる説得や買収も受け容れず無慈悲な言葉、時には刃を以てしてでもそれを止めんと躍起する。思慮の過ちにも同じく無慈悲な叱咤、激昂をも見せる。逆に己が間違えていれば幾度にも渡る謝罪、贖罪を行う自らへの容認も広い。何事であっても自らに素直に生き、自らの素直と純粋で目の前の世界に立ち向かう。一度激昂すると完全に豹変。何者にも手がつけられない程の怒気を見せ、血走った瞳と天をも響かせる怒声を以て相手に攻め寄ってゆく。
母親から家事全般の手ほどきも受けており、本人も嬉々として取り組んでいた為家事全般、料理は非常に得意。但し西洋料理には多少難がある。 特にビーフシチューなる料理は何よりも好む。
<素直に生きられるようになるまで>
何者かにより違う世界に引きずり込まれ、1月程滞在していた時期がある。その中で様々な住人と出会い、たまにごく淡い友情を結び、やがては1人の少女に恋心を抱く。生まれてこの方、直面する困難から逃げては数々の悲劇を作り上げてきた少年は、彼女を巡る様々な困難を奔走してゆくうちに力強く成長していった。そして帰り際、少女に己の想いを打ち明け、受け入れられた。元の世界に戻った後も待ち受ける様々な困難を乗り越え、少年は自らのままに生きる事を心から誓い、今日も広い世界を歩く。
<現代文化に溺れる者>
彼はさり気に
ライトノベルと呼ばれる書物をよく読む。手の平サイズで表紙がちょっと変わった物質で出来ていて、表紙が凄いカラフルなヤツ。彼が居る世界には元々ライトノベルなどというものどころか概念すら存在しないが、違う世界から訪れた
あいつ から時々数冊程借りて没頭してゆき、今では現在読んでいるライトノベルの続きを読みたいが為に
あいつ を探し求めるような事も決して珍しくは無い。
更に
アニメ、というものまで見せて貰ってもう興味深々。
瞳を輝かせ、友人にのしかかって叫んだ。
僕、いつかアキハバラに行くんだ!!そしてたくさんゲームをするんだ!!!アニメを見るんだ!!!
イ"だ"イ”よ”お”お”お”お”お”!!!ぎゃ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”
□装備
【神閃光 真打(シセンコウ・シンウチ)】
流浪の命を受け、旅立つ際に族長から譲り受けた逸品。蒼天の一部の者のみが所在を知る金属で作られており、一族の刀匠がその長寿の命を投げ捨て鍛え上げてゆく。 その生成法は代々の刀匠と族長のみに伝えられており門外不出。次期族長1人につき一振り与えられる。 元の名は
『神閃光・影打<カゲウチ>』であったが、異世界での事件を経て真打へと姿を変え、彼の神閃光は完成を遂げた。銀色の鏡のような質感を持つ鞘と、金色の鏡のような質感を持つ刀身で構成されている。強度も非常に高く、自身の<気>と非常に相性が良く、この上無い相棒となっている。鞘もまた同等の硬度を持っており攻撃的な用途にも使える。
【天女の衣】
元々着ていた和服は、彼が放った最大の闘気技に耐え切れず燃え尽きてしまった。彼の師の男が異世界に赴き天女の衣を万屋から譲り受け、それにとある神格から強奪した力を込めた。見た目は薄手だが秘める防御力は高く、全開にした<気>に晒されても全く痛まない。再生能力もかなり高く、欠片が残っていれば2日程で修復する。元々この衣は桃色であったが、染め直しが成されている。
己の気を限界はあるものの練成する事が出来る。主にプラスとマイナスの方向に気を練成させる。プラスは太陽光に近い性質とエネルギーを持ち、マイナスは冷気、沈静方向に近いエネルギーを持つ。しかし練成が強力過ぎると肉体を損傷する(生命力以上を練成すると燃え尽きる、又は氷像になる)ので、練成の際は非常に繊細な加減が常に求められる。
それでも彼の戦略を大幅に広めた強力な防具として、愛用している。
【星のお守り(暁命名)】
立ち寄った街のとある火災現場から救い出した一人の男性とその弟である少年との10日程にも及ぶ交流の末に二人の兄弟が彼の為に作り出した宝石細工である。兄が作ったほうは非常に綺麗な星の形をしているが、弟が作ったほうはやや手馴れな為か少々形が歪んでいる。金色の輝く宝石で作られた世界に一つしかない、『2人の友達』から貰った彼の宝物である。彼が苦手としている光属性に対する防御力を高め、暗闇に晒せば淡く輝く。もしこれを奪われそうになった時は、怒涛の怒りを見せて奪還に向かうであろう。
□戦闘
<第3の力 其の正式名称不明>
名前の無い力だが此処では便宜上第3の力と記述する。幼少の頃から一族の中で培ってきた剣術と妖気、闘気を使う戦闘スタイルであったが、とある一夜の出来事で闘気と妖気、2つの気を最大限に強調し尚且つ合体させた新たな「気」を会得。2つの気の総量を同時に扱えるようになった事で飛躍的に全ての戦闘能力が上昇した。気の総量だけで語れば単純計算で3倍以上の上昇である。彼曰く
「妖気でも無ければ闘気でもない。だけど2つの強さを最大限に、同時に発揮している凄いモノ」そもそも九尾の狐・・・妖怪の類が闘気を持つ事自体異常に貴重な事と語り継がれていたが更に妖気と闘気、2つの気を1つにしてしまうという前代未聞の現象を引き起こした数少ない固体が彼にある。
<蒼天の記憶>
蒼天 これを苗字にする九尾の狐はそれまでの族長が
この記憶を覚醒させるまでに潜り抜けた戦の経験、技術、感覚を全て九尾に継承し誕生を迎えるが、それを発揮するのは大抵成人した後、それに相応する妖気を手にした者のみであるが、彼は成人していないにも関わらず上記の第3の力を会得。齢700にして現族長にも負けず劣らずの戦闘能力、志を手にした故に蒼天の記憶を発揮させた。1世代の族長が子を産むのは2000、3000の齢。それが3世代分の戦いの全てが蒼天の記憶に記されている。また脳髄に刻み込む「知識」という形ではなく脊髄に深く刻み込まれた「感覚」として継承されている為覚醒させた後は完璧に使いこなすための特別な訓練等も必要とせず、その場ですぐさま活用できる。
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