◎豊田市 期日前投票の異常
下の表は、参院選での期日前投票の数字です。
有権者比率 投票者比率
日本全体 12・4% 23・6%
豊田市 25・7% 39・1%
一宮市 8・8% 18・1%
豊橋市 8・9% 17・3%
豊田市の当日有権者数は32万6985人、投票者数は21万4668人、投票率は65・7%です。全国平均は、52・6%ですから、豊田市は13・1ポイントも上回っています。
しかも、期日前投票率の高さは異常です。投票した人の約4割が期日前投票しています。なぜでしょうか? 自動車総連に加盟するトヨタ労組とその関連組合が、組合員と家族に、民主党候補の「支援する会」に加入することを強制しています。
そのために、組合は1人ひとりの組合員、家族が期日前投票にいつ行くのかをチェックし、行ったら選挙管理委員会が発行する「投票済証」を組合員、家族全員から回収しているからです。組織まるごとの期日前投票で、こうした異常な事態になっています。
期日前投票は本来、投票日当日が仕事や旅行などで行けない場合に行うものです。選管に提出する「宣誓書」にその旨を書き込まねばなりません。トヨタや関連労働者が投票日の7月21日に、これほど休日出勤したのでしょうか? 旅行などで投票できなかったのでしょうか?
こうした組織ぐるみの期日前投票は、もうやめるべきではないでしょうか。
(豊田市選管の投票済証)
共産党員である施設職員が知的障害者を共産党に投票するよう誘導することも即刻止めるべきだと思います。
期日前投票含めとにかく選挙へ行くのに問題は無いでしょう。
投票率を低下させるために、期日前投票を減らしたい。
そのために「期日前投票=悪いこと」とし、執拗に広報する。
日本共産党の不誠実さがよくわかる記事です。