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候補問題 No.1 の複線図

平成24年度 第二種電気工事士試験の下期においてパイロットランプの常時点灯回路が出題されています。今回の候補問題は、昨年度と比較して器具の配置や電源線の位置などが大きく変更されています。

ジョイントボックス間とパイロットランプ・スイッチ間にはVVFの3芯が用いられますので、左記の複線図・完成予想図をご覧いただいても複線図が複雑に感じられる受験者もいらっしゃることでしょう。そこで複線図の描き方について説明したいと思います。

候補問題No.1の複線図は、最初に常時電源が供給されているコンセント、他の負荷への配線を行います。次にスイッチ回路です。右側ジョイントボックス内の非接地側電線からスイッチ非接地側までを配線し、スイッチ接地側から2つのジョイントボックスを経由してランプレセプタクルの非接地側へ、ランプレセプタクルの接地側電線は“他の負荷へ”の接地側電線がジョイントボックス内にあると思いますのでそれと接続します。

パイロットランプは常時点灯ですので、電源線に対して並列に接続します。スイッチの非接地側から わたり線を出して、右側ジョイントボックス内の接地側電線へと接続です。詳細は左記の複線図を参照してください。

昨年度の技能試験においては電線相互の接続にリングスリーブと差込型コネクタが用いられています。今回の候補問題からは、どちら側にどの接続器具が使われるか断言することができませんが、左側ジョイントボックス内における電線接続にリングスリーブが用いられる可能性が大です。

技能試験の候補問題No.1
候補問題No.1の複線図
候補問題No.1の完成予想図

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