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米下院がNSAの情報収集を僅差で容認、議員の賛否分かれる

:7月24日、米国家安全保障局(NSA)が電話回線を含む通信記録を秘密裏に収集していた問題で、米下院は、NSAの監視プログラムを制限する法案を否決した。写真はメリーランド州のNSA本部。提供写真(2013年 ロイター/NSA)7月24日、米国家安全保障局(NSA)が電話回線を含む通信記録を秘密裏に収集していた問題で、米下院は、NSAの監視プログラムを制限する法案を否決した。写真はメリーランド州のNSA本部。提供写真(2013年 ロイター/NSA)

 [ワシントン 24日 ロイター] - 米国家安全保障局(NSA)が電話回線を含む通信記録を秘密裏に収集していた問題で、米下院は24日、NSAの監視プログラムを制限する法案を否決した。

 賛成は205票、反対は217票で、僅差で否決された。民主・共和両党の中でも意見は分かれ、共和党議員のうち94人が法案に賛成したのに対し、反対は134人で、一方の民主党は賛成が111人に対し反対は83人だった。ホワイトハウスと情報当局高官は法案に反対していた。

 法案に反対したトム・コットン議員(共和党)は、NSAの監視プログラムによって「数多くのテロ攻撃を未然に防ぐことができた」と述べ、プログラムの意義を強調した。

 一方、法案を支持した議員たちは、そもそも米政府に市民の通信記録を収集する権利があるのか、という疑問が問題の根幹だと語る。ジョー・バートン議員(共和党)は、法律では「必要な情報」だけを収集することが認められているが、NSAはあらゆることが「必要な情報」だと拡大解釈している、と批判した。

 NSAの監視プログラムは、中央情報局(CIA)の元職員エドワード・スノーデン容疑者が存在を暴露し、大きな議論を呼んでいる。

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